藤井聡太vs渡辺明はいつ実現? 見どころは・・・

2019年2月16日、第12回朝日杯将棋オープン準決勝で初めて対戦した藤井聡太vs渡辺明(結果はご存知のとおり 藤井vs渡辺速報)。
その後、第69期大阪王将杯王将戦で挑戦権獲得まで「あと1勝」、もっと言えば「あと1手」のところまでいった藤井聡太七段。惜しくも挑戦権獲得はならず、藤井vs渡辺の第2ラウンド実現は持ち越しとなった。
そして、その後も相変わらず勝ちまくっていた両者の対戦が、
ついに、タイトル戦で実現!
以下、次の対戦と、この対戦の見どころについて。
藤井vs渡辺明 次の対戦
棋聖戦五番勝負
第91期ヒューリック杯棋聖戦で藤井聡太七段が挑戦権を獲得!
渡辺明棋聖・三冠との五番勝負が実現する運びとなった。
藤井vs渡辺明の見どころ
中学生棋士
藤井聡太七段、渡辺明三冠、どちらも中学生で四段になった棋士。
参考:プロ棋士年少ランキング
渡辺明以来の中学生棋士が藤井聡太だった、というわけ。
…と、まずは基本事項を抑えたところで…
絶好調同士
藤井七段の場合、2017年度から2019年度、3年連続で勝率8割台(いずれも1位)。その前の2016年度は10勝0敗だったことを考えると、「絶好調じゃない時が存在しない」ことになるわけだが…
一方の渡辺明三冠は、2018年度最多連勝賞、第77期順位戦(B級1組)、第78期順位戦(A級)でいずれも全勝(順位戦21連勝中)をやってのけるなど、こちらも「手のつけられない状態」が継続中。
まさに、「渡辺明のように勝ちまくる藤井聡太」に対し、「藤井聡太のように勝ちまくる渡辺明」といった様相を呈している。
[Youtube]2020ヒューリック杯棋聖戦「渡辺明ってどこが強いの?
高校生vs派閥の領袖?
渡辺明といえば、派閥の領袖(りょうしゅう)としての風格があり、同じ棋士仲間に何人も子分がいて、彼らを従えてるイメージがある。
そんな彼が、高校生棋士・藤井聡太七段と対戦することとなった場合、
「ここで負けたら子分に対して示しがつかない!」
といったモチベーションで臨んでくることが考えられる。
そんなわけで、藤井vs渡辺は、単なる勝負を超えた、人間ドラマとしての味と深みを醸し出す一戦になるに違いない。
渡辺ヲタが怖い(笑)
この二人の対戦、何が怖いかと言えば、渡辺明が勝った場合に渡辺ヲタが変な喜び方をしそうな点(爆)。
私はこの時を待ち侘びていました。
朝日杯、
あとは羽生九段、
決勝で藤井聡太を喰らうのみ!
(※予想)羽生がつき、
聡太がコネし将棋餅…
座りしままに喰らうは #渡辺明その時こそ、
この笑顔が本来の輝きを放つのです✨#朝日杯将棋オープン戦 #藤井聡太#羽生善治 pic.twitter.com/GG6aU4mSYU— アイヤーダイ Aiyer Dai (@daiyer2150) 2019年1月25日
世間に一定数存在する「渡辺ヲタ」。
彼らが狂喜乱舞する時、それを快く思わず、ストレスを抱え込む人間が、必ずや発生するであろう。
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ディスカッション
コメント一覧
脳の活動と指先の動きは密接に関係しているとある医学者が言ってました。
藤井七段の対局中の扇子いじりと詰め将棋選手権での消しゴム回しは、人知を超えるような読み、大局観、形勢判断、局面評価(それらの違いはよくわかりませんけど)などの原動力になっているのではないでしょうか。
扇子いじりを『気になる』と指摘する棋士が出てこないことを祈ってます。
扇子はほとんどの棋士が同じように使ってますからね…
確かにそのとおりなのですが…
中継のコメントであの音を指摘する輩がいたり…
楽器練習の音が気になると言ってやめさせた某棋士との対局もありそうだし…
あらま、そんな人もいるんですか。
これまた、困ったものですね…
人間社会は、どこまで行っても問題だらけですね。