2019王将リーグ挑戦権ボーダーライン「4勝2敗」説が急浮上?
第69期(2019年度)大阪王将杯王将戦 挑戦者決定リーグは、10月21日の藤井-羽生、三浦-糸谷戦を終えた時点で、全21局中、半分の11局を消化。
これからいよいよ後半戦に差し掛かるわけだが…
星取表(成績順)
挑戦権獲得ボーダーラインは4勝2敗に?
過去20年のデータに照らす限り、予選勝ち上がり番付5位の場合、4勝2敗では「プレーオフ進出は上位2名」の壁に跳ね返されるため、基本、5勝1敗を取らないと、なかなか挑戦権獲得には至らなかった(王将リーグ挑戦権獲得ボーダーライン参照)。
ところが…
「星の潰し合い」回につき
星の潰し合いとなれば、つまり、各人の勝敗が平準化すれば、当然のことながら、挑戦権獲得ボーダーラインは下がり、残留ボーダーラインは上がることになる(潰し合いは藤井七段に有利? 参照)。
残留組中3人が2敗
もっとも、挑戦権獲得ボーダーラインが下がるだけでは、予選勝ち上がり番付5位に有利に作用するとはいえない。
加えて、残留組4人中、3人以上が3敗しないと、「番付5位✕4勝2敗で挑戦権」という目はないわけだが…
星取表(成績順)
リーグ21局中11局終了時点で、残留組4人中3人が2敗。
微妙なところではあるが、広瀬、豊島、糸谷、久保の中から3人が3敗する可能性は決してないとはいえない状況。
※広瀬vs久保、豊島vs糸谷、糸谷vs久保の直接対決も残っている。
そんなわけで、「番付5位の4勝2敗は絶望的」とのセオリーは、第69期には通用しなくなってきているといえるだろう。
(…てまあ、5勝1敗とれば話は早いし、4勝2敗でも残留が決まれば、来年も、大阪王将のお昼ご飯食べられるから、それで十分幸せなんだろうけどね…^^;)
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