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「井上慶太九段一門の呪い」は存在するか?

2020年1月7日

「藤井キラー」井上一門

藤井七段がデビュー当初、「めったに負けない藤井聡太」が、井上一門の3人に3連敗。

(負)vs.菅井竜也 七段 2017/8/4 第67期王将戦一次予選

(負)vs.稲葉陽 八段 2017/12/10放/ NHK杯

(負)vs.井上慶太 九段 2018/3/28 第68期王将戦1次予選

この頃、「藤井キラー・井上一門」などと言われたものだった。

もっともこれは、単に井上一門の個々の棋士が優秀なだけで、井上一門に藤井対策のノウハウがあるとか、ましてや、井上一門に「秘伝のおまじない」があるなんて話ではなかった(藤井キラーは井上一門のノウハウか?参照)。

藤井七段が巻き返す

その後、藤井七段が井上門下に対して3勝1敗。巻き返しを果たす。

)船江恒平六段 2018/5/18 第31期竜王戦5組ランキング戦準決勝

(負)菅井竜也王位 2018/9/3 第44期棋王戦挑戦者決定トーナメント

)稲葉陽八段 2019/1/20 第12回朝日杯将棋オープン本戦トーナメント1回戦

)菅井竜也七段 2019/5/31 第32期竜王戦4組ランキング戦決勝

これをもって、「藤井キラー」という言葉はあまり聞かれなくなったのだが…

信じがたい事実が存在

ところが…

世の中には、現代科学をもってしても説明がつかない事実が存在する。

そして、そのような事実が、「藤井聡太vs井上一門」の対戦データにも存在した!

その驚愕の事実とは…

後手番地獄の怪

これまでの藤井vs井上一門の先手後手を確認してみたところ…

※藤井七段から見た先手後手

後手)菅井竜也 七段 2017/8/4 第67期王将戦一次予選

後手)稲葉陽 八段 2017/12/10放送 NHK杯

後手)井上慶太 九段 2018/3/28 第68期王将戦1次予選

後手)船江恒平六段 2018/5/18 第31期竜王戦5組ランキング戦準決勝

後手)菅井竜也王位 2018/9/3 第44期棋王戦挑戦者決定トーナメント

後手)稲葉陽八段 2019/1/20 第12回朝日杯将棋オープン本戦トーナメント1回戦

振り駒で6回連続、藤井七段が後手番に。

そして…

菅井竜也七段 2019/5/31 第32期竜王戦4組ランキング戦決勝

で、ようやく藤井七段が振り駒で先手になり、井上一門の「呪い」の存在も、一応否定されることにはなったのだったが…

その終盤、なんと千日手になり、結局、藤井七段が後手番に

(先手⇒後手)菅井竜也七段 2019/5/31 第32期竜王戦4組ランキング戦決勝

そして、78期順位戦で対戦が組まれた藤井vs船江。

先手後手は抽選で決まるそうだが、やはり藤井七段は後手番になった…

後手)船江恒平六段 2019/12/3 第78期順位戦C1組7回戦

偶然にしては出来すぎ

振り駒にしても、抽選にしても、先手(後手)になる確率は常識的には5割。

それが、ことごとく、藤井七段にとって不利な後手番になる…

そして、1度、振り駒で先手にはなったものの、発生確率が非常に低い千日手によってそれも覆される…

客観的事実を先入観抜きで判断する限り、

井上一門には、不思議な力がある

と考える方が自然だろう。

それが秘伝のおまじないなのか、ワラ人形のようなものなのか、それは分からないけれど…

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