藤井聡太 天才過ぎ「次の一手」第50問

藤井聡太七段の実践譜を題材に、藤井聡太七段の指し手、相手棋士の指し手、将棋ソフトの推奨手などを次の一手形式にしてクローズアップし、藤井聡太の天才過ぎる一面を探っていく企画です。

50問

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藤井聡太四段プロ26戦目、瀬川晶司五段との第76期順位戦C級2組1回戦(2017年6月15日)の棋譜から。

藤井四段、順位戦デビュー戦となった将棋。

先手形勢:elmo-831  ボナンザ1

elmoは後手優勢も、ボナンザ6.0は互角の判定。

有力な手がたくさんありそうな局面ですが、将棋ソフトと藤井四段で選択が異なりました。

藤井四段が指したのは?

・△1九飛成 ・△2三歩 ・△3六歩


正解

△2三歩

先手形勢:elmo-940  ボナンザ4

elmo、ボナンザ6.0とも△1九飛成でしたが、藤井四段は△2三歩。

これは単なる受けの手ではなく、△4五桂(▲同馬を消した)~△8四桂や、△4四歩~△3三同銀(ここでの▲3四歩を消した)など「次にいい手」を指すことを狙った含みのある手と考えられましょう。

本譜は以後、▲6六歩 △4五桂 ▲同歩 △1九飛成 ▲5五角…と進行。

先手形勢:elmo-848  ボナンザ-95

難解ながらも、藤井四段がリードする展開となりました。

なお、この将棋は順位戦ということもあり、対局は夜遅くまで続き、テレビのニュースでも経過が速報で伝えられるなど、日本中が注目する一局となっていました。

その終盤、瀬川五段に▲4六桂という絶妙手が飛び出し、この手に対して、藤井四段がプロ入り後一番の長考に沈むなど、白熱の展開に…

先手形勢:elmo16  ボナンザ-75

○※瀬川五段とelmoが一致。

○※瀬川五段とボナンザが一致。

それでも、最後は藤井四段が勝ち切り、デビュー以来の連勝をつなぎました。

まで108手で藤井四段の勝ち。

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