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藤井聡太 天才過ぎ「次の一手」第15問

2020年1月8日

藤井聡太六段の実践譜を題材に、藤井聡太六段の指し手、相手棋士の指し手、将棋ソフトの推奨手などを次の一手形式にしてクローズアップし、藤井聡太の天才過ぎる一面を探っていく企画です。

15問

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プロ6戦目・藤井聡太四段 vs 竹内雄悟四段 第67回NHK杯予選(2017年2月23日)の将棋から。

先手形勢:elmo843  ボナンザ258

形勢判断スコアを見れば先手優勢も、受けというのは一手間違えると即逆転につながるもの。

「私、受けでも失敗しないんです」な藤井四段は、ここでどう指したか?

・▲8四香  ・▲8五桂 ・▲8八銀


正解

▲8五桂が藤井四段とボナンザ6.0が一致した手。

▲8四香はelmoの手。

elmoの▲8四香の方が受けとしてはスッキリしていたのかもしれませんが、8六の香がいなくなると後手から△8五桂と打たれる手も残るので、どうなんだろうという気はしますよね。

いずれにせよ、9七の地点を放棄する発想がここでは優れているのでしょう。

本譜▲8五桂以下、△9七歩成 ▲同香 △同香成 ▲9八歩 と進み、どうやら受けが成功したようです。

先手形勢:elmo907  ボナンザ342

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Posted by ぶたクン