藤井聡太 天才過ぎ「次の一手」第36問
藤井聡太七段の実践譜を題材に、藤井聡太七段の指し手、相手棋士の指し手、将棋ソフトの推奨手などを次の一手形式にしてクローズアップし、藤井聡太の天才過ぎる一面を探っていく企画です。
36問
プロ15戦目・金井恒太六段との第30期竜王戦6組ランキング戦準決勝(2017年5月1日)の棋譜から。
先手形勢:elmo-202 ボナンザ-120
先手から▲2二角と打たれると、かなりヤバそう(実際には、まだ大丈夫)。
そんな中、攻めか受けか、悩ましいところですが…
藤井四段の次の一手は?
・△4四歩 ・△6九香成 ・△8五飛
正解
△8五飛
先手形勢:elmo-278 ボナンザ73
○※藤井四段とelmoが一致。
「出たあ~」という感じの一手。
以下、▲同銀 △9七歩成 ▲7九玉 と進み…
先手形勢:elmo40 ボナンザ79
この局面を
にしてみます。
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ディスカッション
コメント一覧
次の1手36問『2ニ角と打たれてかなりやばそう』。
意味がわからない。何の間違いかさえわからない。
次に▲2二角と打たれ、△同玉と取ると、▲3四桂以下、後手玉は寄り(△3三玉の一手に、▲2五桂 △2四玉 ▲3五金 △1四玉 ▲1六歩…)。
▲2二角と打たれた時に△同玉と取らずに△4二玉と逃げれば、まだ何とかなる(それでも、▲5四桂 △同歩 ▲6三金と迫る手がある)
という意味です。