2018/3/8藤井聡太vs杉本昌隆・指し直し局[速報]形勢判断
2018年3月8日(木)第68期王将戦1次予選・藤井聡太六段 vs 杉本昌隆七段の千日手指し直し局の速報&将棋ソフト形勢判断です。
※棋譜情報はネット上で無料取得したものです※
先後入れ替わって・・・
千日手から30分後の午後1時50分頃、先手と後手が入れ替わって、指し直し局がスタート(藤井六段の先手)。
無敵居飛車穴熊へ
速いテンポで進行し、杉本七段の四間飛車に対し、藤井六段は公式戦負け知らずの居飛車穴熊へ。
ちなみに、杉本七段は「藤井(猛)システム」風。
師匠・杉本七段が動く
午後2時半頃の局面
午後3時頃の局面
指し直し局も接戦。好勝負になりそうな雰囲気。
午後3時半頃の局面
完全に互角の中盤。ここでelmoの推奨手は△6六歩。
杉本七段の指した手は△3五同歩。
午後4時頃の局面
後手の角の利きが良く、後手が指せているようにも見えますが、△4六飛を切り札にできない(▲3七角がある)ので、意外と手は限られているということか?
午後4時半頃の局面
9九にいた玉を8九に寄って、後手の角筋を避けたところ。
いつもと同様、自然な指し手で局面をリードする藤井六段のペースになってきたか。
午後5時頃の局面
藤井六段、銀香交換の駒得の上、さらに角も詰ませた状況。
スコア上も、安全圏の+1000を超えた。
午後5時半頃の局面
藤井六段が間違えにくいと思われる展開。
午後6時頃の局面
二歩でも打たない限り、藤井六段の勝利は間違いない。
いつ杉本七段が投了してもおかしくない局面が続く。
それでも指し続けるのは、「師匠としての務め」なのか?
午後6時20分頃の局面
杉本師匠が何を思って指し続けているのか?
多くの人の関心はそちらの方に向かっている。
ついに投了
まで、111手で藤井六段の勝ち。
最後まで緩むことなく、おそらく最善の寄せで藤井六段勝利。
これで14連勝。
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ディスカッション
コメント一覧
藤井聡太六段の強さは半端なものではないようだ。杉本昌隆七段が師匠であっても、情け容赦なくグイグイと追いつめている。
最近の師匠の自宅での練習対局でもこのところ負けてばかりだということだ。恐ろしく強い中学生棋士だ。千日手でも揺るがず堂々とした指し手で追いつめているという。