2017/11/29藤井聡太四段 vs 大橋貴洸四段 棋聖戦予選速報
2017年11月29日(水)の藤井聡太四段 vs 大橋貴洸四段 棋聖戦一次予選決勝の将棋の速報です(棋譜・将棋ソフト解析はコチラ>>)。
藤井聡太四段の先手でスタート
2017年度は後手ばかりでしたが、このブログでそれを取り上げた途端、先手が続くこととなりました(藤井聡太四段、先手の勝率・後手の勝率)。
横歩取りの将棋に
9月22日に行われた銀河戦 vs上村亘四段戦で、藤井四段はプロ入り後、初めて先手での黒星を喫しましたが、この時、後手の上村四段の採用した戦法は横歩取りでした(藤井 vs 上村 棋譜&将棋ソフト解析)。
そのことを意識したのか否か、大橋四段はこの将棋で横歩取りを採用。
10時に開始して以降、ポンポンと指し手が進んでいます。
大橋四段が初シュート
10:40過ぎ、大橋四段がこの将棋初めて、攻撃的な一手を指す。
まずは、「初シュート」と言ったところか。
以下、▲7七銀 △5四角 ▲5六歩 △7六銀・・・と横歩取りらしい激しい展開に。
桂ポン出ました!
一手前、大橋四段の△4二玉に対し、藤井四段は、得意の(?)▲4五桂。
これに対し、大橋四段は銀を逃げずに△3七歩。
藤井四段、一分将棋に
藤井四段、この局面で一分将棋に。
▲6七銀 △3八銀に、▲7九飛と指す。
大橋四段、時間攻め?
受け間違えが許されない藤井四段に対し、大橋四段が間髪入れずに指すシーンが多い。
時間攻めか?
藤井四段は、「9」まで読まれて指すシーンが目立つ。
白熱の終盤戦
果たして、どちらが勝っているのか?
この局面、1分将棋の中で藤井四段が指した手は▲4八玉でした。
大橋四段は、飛車を受けに使う方針か?
最終盤。
この▲4五桂は詰めろではない?
後手も受けが効かない形。
あとは、藤井玉が詰むか詰まないか?
この歩がいい手で藤井玉は詰み。
投了図
まで、100手で大橋四段の勝ち。
投了図以下の手順
投了図以下は、▲同玉 △5八銀不成
▲同玉 △4八金 ▲5七玉 △8七飛成(△6八銀打)まで。
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