藤井聡太 天才過ぎ「次の一手」第43問
藤井聡太七段の実践譜を題材に、藤井聡太七段の指し手、相手棋士の指し手、将棋ソフトの推奨手などを次の一手形式にしてクローズアップし、藤井聡太の天才過ぎる一面を探っていく企画です。
43問
前問に続き、藤井聡太四段プロ20戦目、澤田真吾六段との第43期棋王戦予選(2017年6月2日)の棋譜から。
先手形勢:elmo-1317 ボナンザ-399
今、藤井四段が▲7六桂と打ち、王手をかけた局面。
ここで澤田六段が対応を誤らなければ、藤井四段の連勝は「19」でストップしていたでしょう。
澤田六段、ここではどう指すべきだったか?
・△7五玉 ・△7六同金
正解
・△7五玉
elmoの読み:△7五玉(64)
ボナンザ最善手:△7五玉
ところが、本譜は△7六同金と取ったため・・・
先手形勢:elmo-2616 ボナンザ-546
※elmo「悪手」判定。
先手形勢:elmo-5 ボナンザ301
先手玉が必至を逃れ、形勢混とん。
19連勝してこの対局に臨んだ藤井四段が一気に勢いづきました。
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