藤井聡太七段vs里見香奈女流四冠 対局日&お色気作戦の可能性
第90期ヒューリック杯棋聖戦(いわゆる棋聖戦)の藤井聡太七段 vs 里見香奈女流四冠の対局日がついに決定。
8/24藤井聡太七段 vs 里見香奈女流四冠[速報]形勢判断
棋聖戦1次予選2回戦、藤井聡太七段と里見香奈女流4冠との対局が8月24日に組まれました。里見女流4冠は大阪北部地震が起きた日の午後の大阪対局で村田智弘六段に勝ち、藤井七段との対戦を決めていました。
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) 2018年8月2日
この二人の対局、どんな展開を見せ、どんな結果になるのか?
そして、あなたが真っ先に考えた(?)里見女流四冠による「お色気作戦」の可能性について。
8/24(金)は「祭り」か
・・・というわけで、2018年8月24日(金)は、将棋ファンは勿論、場合によっては、マスコミの「煽り」によって、広く一般人もが注目する「祭り」状態になることが予想される。
※昨今の「マスコミはもっと他に報道することがあるだろう!」という論点はとりあえず置いといて…
どんな展開に?
先手後手に関係なく、里見四冠は、この対局でもゴキゲン中飛車を採用すると思われる。
一方、藤井七段は、オートマチックに対応するはず。
里見四冠の藤井評
2018.8.24決戦に向けた里見女流四冠の意気込みが、地方紙に掲載された。
里見四冠は藤井七段について、
「学業と両立させながら相当な努力をしていると感じる」
「私は玉を囲ってから…。藤井七段は隙があればすぐ仕掛ける…」
などと分析しているよう。
今日の地元紙に里見香奈女流四冠のインタビュー(*^^*)
『平常心で楽しく指す』
『藤井七段は速く現代的』 pic.twitter.com/Z01DjUqcdc— 勿忘草 (@wsrngs1204) 2018年7月31日
結果はどうなる?
「どっちが強い(格上)か?」ではなく、「どっちが勝つか?」ということで言うなら、それは「どうなるか分からない」。
女流棋士・女性棋士は普通に強い
昨今、女流棋士や女性奨励会員の棋力向上は目を見張るものがあり、例えば、先日、加藤桃子女王(当時・現奨励会初段)がNHK杯で及川拓馬六段に「頓死」を食らわせて勝利したことが広く知られている。
もっとも、それを「驚き」として受け取った人はそんなに多くはないと思われる。
NHK杯で、中井広恵が2003年にA級在位中の青野照市に勝利。
新人王戦で、2009年に里見香奈が稲葉陽に勝利。
王位戦の予選で、甲斐智美が2013年にA級在位中の深浦康市に勝利。
新人王戦で、渡部愛が2015年に三枚堂達也に勝利。
棋聖戦の予選で、伊藤沙恵が2016年に宮田敦史に勝利。— 七千夜叉 (@volantverba) 2018年8月2日
今回の棋聖戦、里見四冠は、1回戦で村田智弘六段に勝利している。
中学生名人も女子
2018年夏の全国中学生名人戦では、 大会史上初の女性中学生名人が誕生したというニュースもある。
第43回中学生将棋名人戦
優勝は野原未蘭さん(富山市立岩瀬中3年)全国から集まった214名の中での優勝
大会史上初の女性中学生名人の栄冠
おめでとうございます pic.twitter.com/WqkFNot8tH— 英春流将棋 晩成塾 (@banseijuku) 2018年7月16日
日本 vs ベルギーと同様?
思えば、2018FIFAワールドカップ。
FIFAランキング61位の日本が、同3位のベルギー相手に、決勝トーナメントで「あわや」という展開を見せた。
ランキングの差なんてものは、見た目ほどのものはない。
藤井vs里見戦も、目を離せない展開になると予想(無難にね…)。
里見四冠による「お色気作戦」の可能性
お待ちかね、里見香奈女流四冠による「お色気作戦」の可能性について。
里見香奈杯ジュニア将棋大会②
指導対局
この仕草が絵になります。
美しい(*^^*) pic.twitter.com/aaacVuLZWr— 勿忘草 (@wsrngs1204) 2018年7月23日
藤井七段には通用しない?
ご存じの通り、藤井聡太七段は、男女共学の名古屋大教育学部付属高校に通学。
「女性が目の前に現れただけでドキドキ、モジモジする」という環境には元々ない。
さらには、NHK桑子真帆アナや、テレ朝「グッドモーニング」出演・新井恵理那キャスターといったキレイどころからの「流し目インタビュー」を受けたばかり。
※実際、ヘラヘラすることもなく応対していた。
なので、藤井聡太七段に対しては、ウッフン、アッハンな作戦は基本通用しない。
それに・・・
林葉直子じゃあるまいし…
里見サイドから見て、奇策を練るのではなく、「相手をリスペクトしすぎず」「いつも通りに」行う方が可能性は高いと考えられる。サッカー日本代表のように…
実際、こういう境遇になった時に本気で「お色気」という禁じ手を使いそうなのは林葉直子先生くらいなもの。
里見サイドは「お色気作戦」というオプションについては、「林葉直子じゃあるまいし…」という程度の認識しか持ち合わせていないのではなかろうか?
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