2019/10/7 藤井聡太vs豊島将之 勝敗予想~この時の表情で結果が分かる?
2019年10月7日(月)の第69期大阪王将杯王将戦・挑戦者決定リーグ。藤井聡太七段 vs 豊島将之名人。
勝つのはどっち?
「天下の豊島名人」と思うと…
思えば、7月23日の第32期竜王戦決勝トーナメント。
先手形勢:dolphin195(藤井指しやすい) ぽんぽこ235(藤井指しやすい)
藤井七段がやや良しと思われたところで、豊島名人が△2六歩と、怪しげな一手を繰り出してきた。
ここで藤井七段が、▲同飛と取っていれば、藤井七段に流れが傾いたと思われたところだったが、実際に指した手は▲3九飛だった。
※dolphin「疑問手」判定。
※ぽんぽこ「悪手」判定。
天下の豊島名人に「取ってごらん」と言われたから取れなかった…ということはないだろうか?
(もっと格下の相手だったら、平然と▲同飛と取ったんじゃなかろうか?)
というわけで…
相手を「格下のトヨピー」と思えば…
「天下の豊島名人」を
「格下のトヨピー」に置き換える…
つまり、今日の相手は豊島名人ではなく、「もっと弱いトヨピー」と想定すれば、判断ミスを犯さなくて済むというわけ。
「格下のトヨピー」とは?
では、「格下のトヨピー」に相当するのはだれか?
答えは簡単。
元奨励会員で「泣き虫しょったんの奇跡」を映画化した、豊田利晃監督がまさにそれ。
この局面。
相手が豊田監督だったら、藤井七段は、平然と▲2六同飛と取ったに違いない。
元祖「トヨピー」は危険な香り?
ところで、将棋界の「トヨピー」と言えば、もう一人、豊川孝弘七段のことがすぐに思い浮かぶ。
だが、藤井七段は、間違っても、豊島名人を豊川七段に「置き換え」てはいけない。
なぜなら…
両取りになった時…
藤井vs豊島と言えば、角換わりになる可能性が高い。
そして、角換わりになった場合、いつでも、▲6三銀 △同金 ▲7二角の飛車金両取りの筋がつきまとうもの。
ところが、この「両取り」が「豊川七段」とかぶると、とんでもないことになる。
それは…
両取りヘップバーン
王将戦挑戦権を争っている最中に、「両取りヘップバーン」も何もないものだ。
リラックスは大事だが、リラックスしすぎは一番いけない。
「トヨピー」つながりとはいえ、ここで豊川七段を意識したら負けだ。
勝敗予想
…というわけで、10/7の藤井vs豊島。
勝敗予想についてまとめると、両取りの局面で、藤井七段が「両取りヘップバーン」を思い出してニタつくとか、必死に笑いをこらえて下を向くとかしていたらピンチ!
逆に、両取りでも無表情で過ごしていたら藤井勝ち!
といったあたりではなかろうか?
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