角換わり腰掛け銀[2020]AI定跡研究~先後同型~61手で先手勝ち?

藤井聡太七段もよくやる角換わり腰掛け銀。

タイトル戦でもよく採用されるので、目にする機会は多いけれど、アマチュアにとっては「難しい」と感じる分野で、せっかくの「ご馳走」を十分に味わえていない感があるもの。

そこで、まずは、以下の2点を意識することで、角換わり腰掛け銀の「うま味」に気づいてみようという試み。

角換わり腰掛け銀の序盤ってどこに向かってるの?(前回)

・角換わり腰掛け銀の狙い筋は?(今回)

角換わり腰掛け銀の狙い筋~先後同型からスタート

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角換わり腰掛け銀が「難しい」と感じる理由として、攻め筋(狙い筋)が見えにくいというのもあるんじゃないか?

そこで今回は、プロ同士の対局ではおよそ見ることがない、「先後同型」の場合を題材にして、「角換わり腰掛け銀が一番うまくいった場合はこうなる」というものを確認してみることにする。

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↑から、▲4五歩 △同歩 ▲3五歩 △同歩 ▲4五桂。

↑早くも先手優勢。ここから△4四銀は▲2四歩以下。△3四銀は▲4四角~▲5三角成があるので、△4二銀。

動画で確認する→[Youtube]角換わり腰掛け銀・先後同型での攻め筋

それに対しては、やはり▲4四角。

↑△3三桂には▲3四歩があるので、△1二玉。

以下、▲2四歩 △同歩 ▲同飛。

↑以下、△2三歩 ▲1四飛 △1三歩 ▲3四飛。

↑以下、△4三銀引 ▲3二飛成 △同銀 ▲2二金。

↑まで。

動画で確認する→[Youtube]角換わり腰掛け銀・先後同型での攻め筋

後手がバカ正直に対応した結果ではあるが、

↓▲4五桂と跳ねたところでは、すでに先手優勢。

後手は受けが効かない形となっている。

動画で確認する→[Youtube]角換わり腰掛け銀・先後同型での攻め筋

ここをスタート台に思考を展開

先後同型の局面から、後手は応手を誤ると、一気に詰みまでもっていかれる。

ここをスタート台にして思考をめぐらせれば、例えば、

・なぜ後手玉は、2二に向かわずに、4二や5二あたりをウロチョロしているのか?

・なぜ後手は、4五の歩を取らないのか?

といった疑問が生じた際、解決のヒントにすることができるんじゃないか?

また、このような背景事情があることを知っておくと、大盤解説などを見たときに、より理解が深まることはあるんじゃないか?

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