藤井聡太、先手の勝率・後手の勝率

「藤井聡太四段って、先手番で負けたことあった?」
「つーか、いつも後手番じゃね?」
藤井聡太四段(当時)が後手番続きだった時期があり、こんな印象を持ったものでした。
以下、先手・後手別の勝率、対局数、先後合算の勝率を確認してみます。
藤井聡太、先手の時の勝率
※ 2025年4月30日 対局終了時点※
※千日手になった対局は、勝負のついた局のみカウント※
年度 | 先手対局数 | 勝 | 敗 | 持 | 勝率 |
---|---|---|---|---|---|
通算 | 238 | 210 | 27 | 1 | .886 |
2025 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
2024 | 26 | 21 | 5 | 0 | .808 |
2023 | 26 | 24 | 1 | 1 | .960 |
2022 | 35 | 33 | 2 | 0 | .943 |
2021 | 33 | 30 | 3 | 0 | .909 |
2020 | 30 | 24 | 6 | 0 | .800 |
2019 | 31 | 27 | 4 | 0 | .871 |
2018 | 18 | 16 | 2 | 0 | .889 |
2017 | 32 | 28 | 4 | 0 | .875 |
2016 | 6 | 6 | 0 | 0 | 1.000 |
藤井聡太、後手の時の勝率
※ 2025年5月10日 対局終了時点※
※千日手になった対局は、勝負のついた局のみカウント※
年度 | 後手対局数 | 勝 | 敗 | 持 | 勝率 |
---|---|---|---|---|---|
通算 | 253 | 197 | 56 | 0 | .779 |
2025 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
2024 | 26 | 19 | 7 | 0 | .731 |
2023 | 29 | 22 | 7 | 0 | .759 |
2022 | 29 | 20 | 9 | 0 | .690 |
2021 | 31 | 22 | 9 | 0 | .710 |
2020 | 22 | 20 | 2 | 0 | .909 |
2019 | 34 | 26 | 8 | 0 | .765 |
2018 | 35 | 29 | 6 | 0 | .829 |
2017 | 41 | 33 | 8 | 0 | .805 |
2016 | 4 | 4 | 0 | 0 | 1.000 |
先手対局数:後手対局数
※ 2025年5月10日 対局終了時点※
※千日手になった対局は、勝負のついた局のみカウント※
年度 | 先手対局数:後手対局数 |
---|---|
通算 | 238:253 |
2025 | 1:2 |
2024 | 26:26 |
2023 | 26:29 |
2022 | 35:29 |
2021 | 33:31 |
2020 | 30:22 |
2019 | 31:34 |
2018 | 18:35 |
2017 | 32:41 |
2016 | 6:4 |
リーグ戦、番勝負2局目以降を除外した「振り駒の先手番率」はコチラ>>
先後合算の勝率
最後に、先手・後手を区別しないで集計した全対局の勝敗・勝率です。
※ 2025年5月10日 対局終了時点※
年度 | 総対局数 | 勝 | 敗 | 持 | 勝率 |
---|---|---|---|---|---|
通算 | 491 | 407 | 83 | 1 | .831 |
2025 | 3 | 3 | 0 | 0 | 1.000 |
2024 | 52 | 40 | 12 | 0 | .769 |
2023 | 55 | 46 | 8 | 1 | .852 |
2022 | 64 | 53 | 11 | 0 | .828 |
2021 | 64 | 52 | 12 | 0 | .813 |
2020 | 52 | 44 | 8 | 0 | .846 |
2019 | 65 | 53 | 12 | 0 | .815 |
2018 | 53 | 45 | 8 | 0 | .849 |
2017 | 73 | 61 | 12 | 0 | .836 |
2016 | 10 | 10 | 0 | 0 | 1.000 |
※先後不明でも勝敗判明の場合の通算勝率はコチラ
先手の対局結果一覧(2025年度)
( 勝 ) 永瀬拓矢九段 2025/4/29-30 第83期名人戦七番勝負第2局 141手 棋譜>>
後手の対局結果一覧(2025年度)
( 勝 ) 永瀬拓矢九段 2025/5/9-10 第83期名人戦七番勝負第3局 102手 棋譜>>
( 勝 ) 永瀬拓矢九段 2025/4/9-10 第83期名人戦七番勝負第1局 134手 棋譜>>
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ディスカッション
コメント一覧
もう今年は9割勝率いっちゃいそうですね・・・
「人間相手に1割も負けるなんて…L(゚□゚)」オーマイガ!」みたいなことになります。
今年の皮算用をしてみました。虎皮予想。 長時間棋戦は全勝すると想定。
短時間棋戦は通常ペースと想定。
順位戦 12勝
竜王戦 4勝+4勝
王位戦 4勝
王座戦 4勝+3勝
棋聖戦 3勝
棋王戦 7勝+3勝
王将戦 5勝+4勝
叡王戦 5勝+4勝
NHK杯、JT杯、朝日杯、銀河戦のトータルで17戦あると仮定して、一回負けたら終わりなので、トータルで7割勝つと想定。12勝4敗?4敗以上はしないから・・・・
タイトル戦と一般棋戦のトータルでは、74勝4敗 0.949
こんな数字を出したら、間違いなく空前絶後。
仮に一般棋戦は一回戦で全敗しても、62勝4敗 0.939
62勝と74勝で12勝も違うけど、率にしたらたったの、1分なのか・・・溜息
先手番率9割ですね!!
将棋連盟的には先手後手の確率は同率という解釈
先手回数貯蓄26
いつか先手後手率が並ぶ日が来るのでしょうか!?
やっぱりみんなが後手に決まってるって
暗黙に念じていて後手率が今後も増えちゃうんでしょうか!?
記録係のサジ加減次第だったりして・・・
先手であと2勝したら9割ですね。
楽しみです。
この際、先手勝率9割達成していただきたい!!
あと先手4勝で、先手勝率9割!!
お!そこまで来ましたか。でも、その前に振り駒との闘いが…
私は今後藤井聡太氏が一旦タイトを奪取すると当分の間それを維持し続けるものと思っています。羽生善治氏と同様、タイトルを雪達磨を作る際に見る見るうちに大きくなるのに似ている現象と同じ現象に出くわすことになると思っています。その時期はもう始まるか1~2年の中のことだろう。単冠から二冠、三冠と史上初の八冠となるのではないか。
そうなると思っています!そうなってほしい今はもう高段者の方ばかりと対戦していて、その方達は藤井七段の研究してて、考えると怖くて仕方有りません!是非落ち着いて時間も気にしながら頑張ってほしい!
以前に投稿しましたが、20歳ぎりぎりで名人位を獲得し、それまでに他の7冠を奪取または防衛ですから、8冠です。25歳で永世8冠です。