「師匠・杉本七段は、弟子・藤井聡太に勝てない」が世間の通説
2018年2月5日、将棋の第68期王将戦1次予選で、藤井聡太五段が南芳一九段に大逆転勝ち。
その結果、藤井聡太五段が2回戦に勝ち進み、師匠・杉本昌隆七段と対戦することが決まった(対局日は3/8木)。
追記:その後、2/17(土)に藤井五段は六段に昇段。
今日は藤井六段と、その師匠である杉本七段とのはじめての子弟対局が行われます。
杉本七段「藤井四段とはいつか戦う事になるだろうと思っていましたが、藤井六段と対戦する事になるとは思いませんでした」
確かにw pic.twitter.com/pze61PJJsn— 白鳥士郎 (@nankagun) 2018年3月7日
「世間的に勝てないと思われるのもしゃくなんで」
最近では、「藤井聡太六段の師匠」としてメディアにもよく登場する杉本七段。
軽妙な語り口とユーモアのセンスから好感度の高い棋士として認知されていると思われるが、世間とは皮肉なもの。
その好感度が災いしてか、「杉本自身は大して強くない」「藤井聡太になんて勝てっこない」等々のイメージを持たれてしまっているようだ。
そのあたり、杉本七段自身が認識しているのか、毎日新聞の取材で
「世間的に勝てないと思われるのもしゃくなんで…」
と闘争心を露わにしたとかしないとか・・・
杉本昌隆七段、愛弟子藤井五段との対局へ|毎日新聞
過去の対戦成績は、藤井が小学生時代に弟子入りしてから一昨年10月にプロになるまでで、約100戦のうち杉本の勝率が2割ほどといい、「世間的に勝てないと思われるのもしゃくなんで…いい将棋を指したいと思う」と力を込めた。https://t.co/LJnIDbKgJW— ぬこロボのニャア (@Nuko_Robot) 2018年2月6日
でもやっぱり勝てないか・・・
同じプロ同士。
仮に差があったとしても、絶対的な差ではないはずだ。
杉本昌隆七段は振り飛車党の実力者で、藤井六段は、南九段の振り飛車に苦しめられたばかり。
「杉本七段は藤井六段に勝てない」なんてことはない! 第一、そんな言い方は杉本先生に対して失礼だ!
・・・とまずは言っておきたい気もするが・・・
奨励会の頃の話。
山崎先生と杉本七段は同じ研究会(棋士4人くらい)。藤井くんと指していた師匠のコメントが、どんどん変わっていったとのこと。
初めは「まだまだ」といってたのが「強くなってきたんだよ」から「勝てない。」「見切られている」と。— たんちゃん。ネット (@tantyannet) 2018年1月25日
・・・というわけで、藤井六段から「見切られて」しまった杉本師匠。
世間様の言う「杉本先生が藤井君に勝つのはかなり難しい」というのがやはり正しいのではなかろうか?
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