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2018/2/5藤井聡太vs南芳一戦で不吉な?駒柱が出現

2023年9月17日

2018年2月5日、第68期王将戦1次予選1回戦・藤井聡太五段vs南芳一九段戦で、古来より「不吉」と伝わる非常に珍しい「駒柱(こまばしら)」が出現。

駒柱とは、縦の筋の全ての桝目に駒が存在する状態のこと。

形勢判断:elmo+2046 ボナンザ+1793(南九段勝勢)

134手目に藤井五段が△2五銀と打った局面。

2筋(2一から2九)の中で、駒が配置されていないのは2六の地点のみ。

ここで南九段が▲2六金と打ったために、駒柱が完成した。

形勢判断:elmo+2131 ボナンザ+1768(南九段勝勢)

「駒柱は不吉」伝説

古来より「駒柱は不吉の前兆」で、「それを指した方(駒柱完成の一手を指した側)が負ける」と伝えられているという。

本局で駒柱を完成させたのは南九段だった。

が、いかんせん、形勢は圧倒的に南九段に傾いていて、しかも、南九段は「地蔵流」の異名を持つ一流棋士である。

「モノノケ」の類が、地蔵流に通用するとも思えない・・・

形勢判断:elmo+2131 ボナンザ+1768(南九段勝勢)

もはや、「駒柱不吉伝説もここまで」と思われてしかるべき状況であった。

ところが・・・

伝説は生きている!?

その後、将棋はなぜか「南勝ち」の方向へは進まず、少しずつ少しずつ藤井五段に傾いて行った・・・

形勢判断:elmo+121 ボナンザ+1001

そして、219手目、南九段は「やってはいけない手」を指してしまう・・・

※elmo「悪手」判定。

形勢判断:elmo-2588(藤井優勢) ボナンザ-51

以下、△2九飛 ▲4九香 △6八銀 ▲同金 △4九飛成・・・

形勢判断:elmo-3885 ボナンザ388

と進み、あっと言う間に先手玉は受けなしに。

230手で南九段投了となった。

駒柱と勝敗の関係性

本局の南九段の大逆転負けは、「駒柱完成の一手」を指したことと関係があるのかないのか?

それは誰にも分からない。

だが、世の中にはまだまだ分かっていないことがたくさんある

手前みそで恐縮であるが、私・BUTA-kunは中学生時代、クラスメートがする「キューピットさん」なる降霊術によって、好きな女の子の名前を的中させられたことがあった。

その女の子は、他の中学の子で、キューピットさんをしているそのクラスメートが知るはずのない子であった・・・

果たして、これはどう解釈したものか?

話を戻すと、駒柱にはもしかすると、そういう人知を超えた霊的な力を呼びこむ「何か」があるのかもしれない。

形勢判断:elmo+2131 ボナンザ+1768(南九段勝勢)

昔の人は、そのあたりのことに敏感で、

駒柱だけはやめときや。決して、良いようには進まんからのう…

などと神妙な顔をしながら、後世に語り継いでいたのであろう。

くわばら、くわばら・・・

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