※本サイトにはプロモーションが含まれています

大阪地裁、囲碁将棋チャンネルに賠償命令←私とは別です

2024年2月26日

王将戦や銀河戦の棋譜を利用したYoutube動画が「著作権侵害」を理由に削除されたことで、ユーチューバーの男性が削除申請をした㈱囲碁将棋チャンネルを相手に提訴(参照:YoutubeたややんCh「【棋譜の権利裁判】大阪地裁の判決を弁護士が基礎から考察!」)。

2024年1月16日、大阪地裁は、㈱囲碁将棋チャンネルに対して118万円の賠償を命じたという。

参照:時事ニュースドットコム「棋譜情報は自由利用可能 配信ユーチューバー勝訴―大阪地裁

弊ブログと連携しているYoutubeチャンネルについて行われている裁判は東京地裁係属(2月26日判決概要)です。

参考:Youtube 著作権申立て削除(棋譜解説動画)に対して訴訟を起こしました

著作権侵害にあたらないものを…

大阪地裁・武宮英子裁判長は「棋譜情報は公表された客観的事実で、自由利用の範囲に属する」と判断したという。

※「棋譜は著作物にあたらない」とも読み取れるが、棋譜の著作物性は争われなかったそうな。

「動画は著作権を侵害するものではない」とのユーチューバー側の主張に対し、囲碁将棋チャンネル側は、著作権侵害に当たらないことを認める一方で、「ただ乗りで情報を利用された」と反論していたという。

※1年以上前、いわゆる「編み物Youtuber訴訟」で、著作権侵害にあたらない他人の動画を著作権侵害を理由にYoutubeに削除申請することは違法になる旨の判決が出ていた(大阪高裁)。

スポンサードリンク

いっしょに読まれています