将棋連盟も、そろそろ将棋ファンから出資募ったら?
2019年現在の将棋人口は、700万~800万という統計があるそうな…(FNN PRIME 2019/9/17配信「藤井聡太もこれで成長した?! 「負けを認め乗り越える」心を育む将棋教育」記事中段あたり)。
ということは…
1人100円の出資で棋戦立ち上げられるんじゃ?
1棋戦の運営が賞金含め、どのくらいになるのか詳しいことは知らないが、大体、5億もあれば、1棋戦くらいは立ち上げられるんじゃなかろうか?
将棋人口を少なめに見積もって500万人としても、1人100円の出資で5億円にはなる。
実際、1口100円というわけにはいかないだろうし、全員が出資に参加するわけではないだろうが、それでも、1棋戦、1年間1000円の出資で、コンテンツ見放題、棋譜利用し放題…となれば、多分、将棋ファンにとってはそっちの方が安上がり。
おまけに、棋戦運営に関する投票権を出資口数に応じて与えれば、面白がって参加する奴もたくさん出てくるだろう。
「現在、○位の棋戦です」とかやれば、「じゃあ、もうちょっと出してやるか」みたいなこともあるかもしれんし・・・
関係当事者の利害が一致
よく聞くところの「主催者の利益」なるもののせいで、公益性が劣後する場合があるとするなら、それは、日本将棋連盟が、公益社団法人として、ストレスの多い運営が強いられていることになる。
そんなものから解放されるためにも、ファンから直接、零細な出資を募ればいいんですよ。
多分、関係当事者全員の利害が一致するわけだし。
(さらにいえば、そういう棋戦に「金は出すけど口は極力出さないよ」という大口スポンサーも現れるだろうし…)
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ディスカッション
コメント一覧
高校生のころはNHK杯戦を見る以外は、将棋雑誌や、新聞の将棋欄で楽しんでいました。特に金子金五郎先生の観戦記は指し手の良しあしだけでなく、その手を指すに至った心理などが描写されていて愛読していました。今、ネット観戦が小学生でもできるようになり、将棋の魅力を広く知ってもらえる条件が大きく開けてきています。将棋連盟は、その有利な条件を生かすような方針を追求すべきだと思います。ネット観戦を有料化するのでは、生かすどころかスポイルするものではないでしょうか。
同感するところ多いです。王将戦の視聴料1500円出すぐらいなら、一口千円、10万口集めて棋戦を立ち上げたほうが良いと思います。棋譜公開に制限かけたり、中継も有料しかないでは将棋の普及とは真逆の方向ではないでしょうか。むしろ棋戦のスポンサーには、棋譜公開と中継無料を条件とするぐらいの気概があってほしい。そんなファンとともにある連盟なら、棋士を夢見る若手の支援にも資金を集めることができると思います。免状料を当てにせずともやっていける協会にと願っています。
>棋戦のスポンサーには、棋譜公開と中継無料を条件とするぐらいの気概があってほしい。
いや、まったくです。
大体、棋譜なんて、いくら見られても減るものじゃないので、むしろ、それを誘因にする発想がないような経営者には、撤退してもらったほうがみんなのためだと思います。