豊島竜王敗れる~山崎八段が準決勝進出[第92期棋聖戦決勝トーナメント]
藤井聡太棋聖への挑戦者を決める第92期(2021年度)ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント準々決勝・豊島将之竜王 vs 山崎隆之八段の対局が4月2日に行われ、129手で山崎八段が勝利。
豊島竜王、今期の棋聖戦挑戦権獲得はならなかった。
※この日行われた棋聖戦準々決勝のもう一局は、中村太地七段が佐藤天彦九段を破り、ベスト4進出を決めた。
準決勝は、渡辺明名人 vs 山崎隆八段、中村太地七段 vs (永瀬拓矢王座 vs 菅井竜也八段の勝者)。
対藤井戦6勝1敗の豊島竜王
藤井聡太二冠にとって、現状、最も恐るべき相手と考えられるのは、対藤井戦6勝1敗の豊島竜王。
「今の藤井なら、番勝負で負ける相手はいない」との言説を最近よく目にするが、それを言う人でも「相手が豊島なら分からない…」とトーンダウンすることが多いのもまた確か。
自身初のタイトル防衛戦となる第92期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負(例年6月開幕)。本人にとっては誰が挑戦者になってもやることはさほど変わらないのかもしれないが、「怖いもの見たさ」で豊島竜王が挑戦してくることを期待していた人にとっては、ひとまずその願いは「お預け」となった。
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