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藤井聡太vs杉本昌隆 第33期竜王戦3組決勝で師匠は本気で闘うか?

2020年11月16日

コロナ禍で中断されている対局が再開された時、藤井聡太七段は「大一番」が何局も続くことになる。

藤井竜王・名人/七冠、今後の対局予定

その中でも、ヒューリック杯棋聖戦準決勝王位戦白組最終戦と同じくらいの注目度があると思われるのが、竜王戦3組ランキング戦決勝・vs杉本昌隆八段。

勿論、「勝った方が決勝トーナメントに進出」という大一番。

杉本八段は本気で闘うか?

…とここで、誰しも一度は頭をよぎるであろうことは、

師匠はこういう時、弟子を相手に本気で闘うのか?

というものだろう。

これに対する答えとして、

1)当然、本気で闘う

2)わざと負けることはしないが、本気で勝とうとは思わない

3)わざと負ける

の三択があったとして、杉本師匠はどれを選ぶのか?

奥様の意見に従う?

当初、この問いに対する答えを杉本師匠は自ら出すことができず、困り果てた末、奥様に相談し、奥様の意見(≒命令)に従って本気で闘うか否かを決めるのではないか…なんて思っていたものだった。

「本気で闘う」が正解

およそ一般社会では、似たような場合に「本気で闘う」ことは、「大人げない」とか「みっともない」といった評価が下されかねない。

これをそのまま今回のケースに当てはめてしまうと、杉本八段は、

2)本気で勝とうとは思わない

3)わざと負ける

を選択することになるはずだ…となるわけだが…

「棋士・杉本昌隆」にもドラマがある

日頃から「藤井聡太目線」になっていると、杉本八段の「藤井聡太の師匠」という側面にばかり目が行きがち。

なので、「親たる師匠が、子の大一番で本気に負かしに行くなど考えられない」という感覚に支配されるものだが、杉本八段は、藤井七段の師匠である以前に、現役の棋士であることを忘れてはならない。

実際、杉本八段は、入門志望者に対し、「自分は現役の棋士」である点の理解を求めるという(「弟子・藤井聡太の学びかた」~彼がプロになれないときは、自分が引退する 参照)。

当然のことながら、現役の棋士である以上、自分の勝負の結果を最優先に考えるはずで、そこに例外は考えられない。

さらに言えば、「棋士・杉本昌隆」にもドラマがあり(「弟子・藤井聡太の学びかた」第三章~学ぶ姿勢は、世代を超えて受け継がれる 参照)、リーグ戦の消化試合ならいざ知らず、「あと一勝で竜王戦本戦入り」という場面に至って本気を出せないようでは、「これまで、何のために棋士をやってきたのか?」に対する答えが見つけられないのではないか?

「藤井勝ち」に決まってる?

「杉本が本気出しても、どうせ藤井には勝てっこないから、意味のない議論」という人もいるかもしれないが、2018年1月発売の「弟子・藤井聡太の学び方」によれば、この時点で、練習対局での vs.藤井の勝率は、体感で3割余りとのこと(「成長を大きく促す兄弟弟子」の項参照)。

その後、2年以上が経過して、現在がどのくらいの勝率かは不明だが、そんなに大きな変化はないのではないか。

だとすると、杉本八段が藤井七段に勝つ確率は、一流のバッターがヒットを打つくらいの確率はあることになる。

これは、藤井七段にとって、結構脅威なはずで、史上初の「竜王戦ランキング戦4期連続優勝」を、師匠によって阻止された…なんて事態になっても驚いてはいけない。

また、それを師匠が本気で狙ってこそ、弟子に伝わるものがある…そんなふうに、杉本八段は考えているのではなかろうか?

弟子・藤井聡太の学び方

「藤井七段の話だけではない。杉本七段の指導に対する考え方がきちっと書かれている。」

「子供が学ぶことに関する親の姿勢や環境の構築…など参考になる内容が多かった」

「『オレが育てた』的なところが全くなく、謙虚な人柄がにじみ出ている。」

「杉本師匠のもとで学んでいるからこそ、藤井さんはのびのびと自分の将棋ができているんだろうと思います。」

※試し読みは電子版のみ(ebookjapan)

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