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王将リーグ、星の潰し合いは藤井七段(番付5位)に有利か不利か?

2020年8月25日

2019年10月9日、第69期大阪王将杯王将戦 挑戦者決定リーグ・広瀬章人竜王 vs 三浦弘行九段の対局が行われ、三浦九段が勝利。広瀬竜王の3連勝はならなかった。

星取表(成績順)
第69期王将リーグ星取表・順位表

星の潰し合いか?

リーグ全21局中6局を消化した時点で、無敗は羽生九段の0勝0敗のみ。

もう少し様子を見る必要はありそうだが、「星の潰し合い」になる可能性は十分。

では、そういった展開は、番付5位の藤井七段にとって望むべきものなのかどうか?

挑戦権ボーダーラインは下がる方向

抜け出す人がいないということは、当然のことながら、挑戦権獲得ボーダーラインは下がる方向に作用する。

一般に、挑戦権獲得ボーダーラインは5勝1敗と考えられるが(挑戦権獲得ボーダーライン参照)、4勝2敗でも可能性は膨らむことになる。

※ただし、成績1位が複数名発生した場合、番付上位2名のみによるプレーオフが行われる(王将リーグ挑戦・残留ルール)。

残留ボーダーラインは上がる方向

「星の潰し合い」になると、抜け出す人がいない反面、負けが混む人もまた少なくなる。

番付5位の場合、残留ボーダーラインは基本4勝2敗と考えられるが(残留ボーダーライン参照)、星の潰し合いになると、3勝3敗で陥落する可能性がより高まることになる。

「意識高い系」なら有利に作用

以上から、挑戦権獲得に意識を置いているような「意識高い系」な場合は、星の潰し合いは歓迎すべき傾向と言えそうだが、

そんなに意識が高くない場合、

なんだと? 3勝3敗でも落ちるだと? んなこと聞いてねえぞ!」

「ざけんな! なんなんだこのクソルールは! 一体、俺が何をしたっていうんだ! いい加減にしろ!

と、ブーすか文句を言わずにはいられなくなるかもしれない。

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