藤井聡太二冠30連勝目はいつ＆その時どうなってる？
2020年度のラスト17局を全勝で終えた藤井聡太王位・棋聖。
2020年10月26日に王将リーグで永瀬拓矢王座に敗れた後、一度も負けていない状態が継続している。
夢の30連勝達成はなるか？ 達成されるとした場合、それはいつか？ その時、藤井聡太二冠はどのような状況か？
30連勝目はいつ？
※2021/4/17現在の状況下
2021年度2戦目（4月16日 竜王戦・vs八代七段）にも勝ち、19連勝中の藤井二冠。
自身の持つ最多連勝29を更新する30連勝まであと11連勝。野球で言えば、6回ツーアウトくらいまでパーフェクトピッチングが続いているみたいな状態か。
30連勝までの対局スケジュール
「あと11連勝」するとした場合、その対局スケジュールは…
6月末までの対局
竜王戦0~1戦：6月~9月頃決勝トーナメント。6月末までに0~1局ほど消化見込み。
叡王戦1~4戦：本戦トーナメント4局が4月~7月。6月末までに1~4局ほど消化見込み。
王座戦1~2戦：挑戦者決定トーナメント4局が6月~8月。6月末までに1~2局ほど消化見込み。
順位戦3戦：5月に１局、6月に2局。6月末までに3局消化見込み。
棋聖戦2~3戦：6月~7月に五番勝負。6月末までに2~3局消化見込み。
王位戦1戦：七番勝負第1局は6月29-30日。6月末までに1局消化見込み。
以上、4月17日以降、6月末まで、8~14局ほど消化見込み。
7月の対局
竜王戦0~2戦：6月~9月頃決勝トーナメント。7月は0~2局ほど消化見込み。
叡王戦0~2戦：本戦トーナメント4局が4月~7月。五番勝負が7月下旬頃スタート。7月は0~2局程消化見込み。
王座戦1~2戦：挑戦者決定トーナメント4局が6月~8月。7月は1~2局ほど消化見込み。
順位戦1戦：7月は1局（※ただし、7/15の対局は王位戦第2局とかぶるため、変更になると予想される）消化見込み。
棋聖戦0~2戦：6月~7月に五番勝負。7月は0~2局消化見込み。
王位戦2~3戦：七番勝負は6月~9月頃。7月は2~3局消化見込み。
王将戦0~2戦：二次予選は7月~9月頃。7月は0~2局消化見込み。
JT杯日本シリーズ0~1戦：今年は6月に開幕するJT杯。藤井二冠は2回戦から登場。7月は0~1局消化見込み。
NHK杯0~1戦：NHK杯の対局は7月頃から。7月は0~1局消化見込み。
以上、7月は4~16局ほど消化見込み。
30連勝は7月前半？
以上から、30連勝達成がされるとしたら、6月下旬から7月上旬頃と考えられる。
その時どうなってる？
30連勝した場合、藤井二冠はその時、どのような状況になっているか？
※私生活上どうなってるとかいう話はナシ
竜王戦
決勝トーナメントには2組優勝枠で出場。1回勝てばベスト4。2回勝てば決勝進出。7月中は最高で決勝進出まで。
※竜王戦挑戦者決定三番勝負は、8月~9月頃。
順位戦
5月に開幕する順位戦。B級1組は若干対局が多く、7月までに3局消化する。30連勝を前提にするなら、その時、2勝0敗~3勝0敗 になっているはず。
王位戦
6月29-30日が第1局。早ければこのあたりで30連勝達成となる。逆に、この第1局の前に30連勝達成する可能性はあまり高くなさそう。なので、30連勝達成時点では七番勝負 1勝0敗~3勝0敗 になっているはず。
王座戦
30連勝の中には、王座戦挑戦者決定トーナメント（4連勝で挑戦権獲得）も何局か含まれる可能性大。もっとも、挑戦者決定戦となる決勝戦は8月になると思われるので、30連勝達成時点で、挑戦権獲得には至っていないはず。ベスト4～決勝進出 くらいか。
叡王戦
遅くとも7月中旬までには挑戦者が決まっているはずの叡王戦（本戦トーナメント4連勝で挑戦権獲得）。30連勝達成している頃、ベスト4~挑戦権獲得 になっているはず。
王将戦
他棋戦の進行が遅ければ、王将戦二次予選も30連勝に絡む可能性があり、その場合、王将リーグ入りを果たしているか「王将リーグ入りまであと1勝」のような状況と考えられる。
棋聖戦
五番勝負は当然30連勝に絡んでくると考えられる。30連勝達成している時、五番勝負 1勝0敗~3勝0敗（防衛） となっているはず。
NHK杯
NHK杯の収録は早くて7月と考えられる。皆が知らぬ間に、ひっそりとNHK杯の対局で30連勝が達成されていた…なんてことだけはご勘弁を。
JT杯
JT杯は今年度は6月に開幕するも、藤井二冠は1回戦シードなため、7月以降の登場になる見込み。30連勝した時、JT杯は「2回戦突破」になっているかどうか。
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