藤井vs堀口戦の終局時刻が何時であれ、感動ドラマを期待
2019年7月2日(火)、第78期順位戦C級1組2回戦で、藤井聡太七段は、堀口一史座(ほりぐち かずしざ)七段と対戦する。
通常、順位戦の対局は、夕食休憩過ぎ、つまり、夜遅くまでかかるものだが、もしかすると、この藤井vs堀口戦は、びっくりするほど早い時間帯に終了するかもしれない・・・
その理由は・・・
堀口七段に何らかの事情が
堀口七段は、2000年前後に各棋戦で暴れまくった才気あふれる棋士で、NHK杯や銀河戦などの早指し戦で勝ちまくったかと思ったら、順位戦B級1組で、1手につき、昼食休憩を挟んで5時間24分の大長考をするなど(結果は勝ち)、伝説的な棋士でもある。
そんな堀口七段だったが、2013年に体調を崩して休場。その後は、かつての輝かしい活躍からは想像できないような不振に陥っている。
午前中の終局が相次ぐ
特にここ数局は、判明している範囲だけでも、持ち時間の多寡にかかわらず、短手数にして短時間の終局が目立っている。
中継アプリで見ることができる堀口一史座七段の対局(新しいものから)
終局14時35分(開始14時00分)80手まで 持ち時間1時間
終局11時17分 54手まで 持ち時間6時間
終局10時53分 48手まで 持ち時間5時間
終局11時7分 56手まで 持ち時間6時間
— けいおー (@kotymimz) 2019年6月27日
単なる「無気力」とは違う、別の原因があると考えるべきだろう。
7月2日(火)
順位戦 C級1組 第2回戦
堀口一史座七段 対 藤井聡太七段堀口七段は準タイトル時代の朝日
優勝経験もある強豪
病気療養後は体調不安のためか
早めの終局が目立ちますhttps://t.co/F4BDi5lqU7— みな (@mina_morirmori) 2019年7月1日
vs.藤井で覚醒?
多くの人が、この藤井 vs 堀口戦が早い時間帯に終わると予想しているようだが、その一方で、感動的な人間ドラマが起きることを期待している人も結構いる。
私は堀口一史座七段を信じています。
— suimon (@floodgate_fan) 2019年6月27日
明日の順位戦は堀口一史座七段と藤井聡太七段か。シーザー先生一発かましてくれないかな。
最近は投了が早いので有名になってますがご病気されてから過度な負荷をかけられなくなったんでしょうか。
かつて一手に5時間くらい考えて81マスの宇宙の果てに触れた男ですから…— 水仙はニラちゃうで (@kimityandesu) 2019年7月1日
明日の藤井聡太七段-堀口一史座七段戦。
果たして終局は何時になるのか。ここで伝説の大長考が来たりして…#順位戦
— 数字錠 (@numberlock_k) 2019年7月1日
午前中に終局しても驚かない一方で、vs.藤井聡太というシチュエーションが、たとえ一瞬であっても、堀口七段を覚醒させ、予想だにしない感動のドラマを生んでくれることを期待している。
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