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藤井七段、先手番勝率9割をキープできるか? その方法とは?

2020年1月8日

2019年6月11日(火)の第91期ヒューリック杯棋聖戦1次予選、この日2局目の対伊奈六段戦で、「先手番勝利」を果たした藤井聡太七段。

これにより、デビュー以来の「先手番での通算勝率」が9割に達した(54勝6敗)。

※後手番勝率は、8割台。

藤井七段、先手後手別勝率

「先手番勝率9割」をキープするには?

こうなると、見物人としては、「先手番での通算勝率9割」というものを、ずっとキープしていて欲しい気持ちになってくるもの。

果たして、藤井七段は、今後も「先手番勝率9割」をキープできるのか?

その方法とは?

「先手必勝法」を編み出す

先手番のときは、こうやって、こうやって、こうやれば勝ち」みたいな必勝戦法を編み出すのはどうか?

そうなれば、先手勝率9割のキープは簡単になる。

もっとも、人類の歴史が終わるまでの間に、そんなことが達成できるのか? といえば、多分無理だろうし、仮にできたとしても、その時は、将棋の存在自体が危ぶまれることになるのだろう。

なので、「先手必勝法」について考えるのは、ナンセンスか。

相手に「ダメだ」と思わせる

これは、野球で言えば、「今日の相手の先発は、マーくんだからダメだ…」とか、「大魔神が出てくる前に追いつけなかったから今日は負け」のように、相手がはじめから戦闘意欲を失うようなシチュエーションになってしまえば、「勝率9割キープ」も夢ではなくなる。

もっとも、そうなるまでには、勝率10割近い状態を一定期間続けることが必要になるだろう。

裏技「後手に逃げる」作戦

何が何でも「先手通算9割」にこだわるならこれ。

今後、永遠に後手番が続けば、「先手勝率9割」はキープできることになる。

なので、先手番の時は、常に千日手を狙って後手番になる…

これが自在にできるようになれば、「先手番通算勝率9割」は現実のものになる。

多分、先手必勝法を編み出すより、はるかに簡単なはずだ。

普通にやる

実は、これが一番簡単だったりして?

これまで「先手勝率9割」で来たんだから、同じようにやっていれば、今後も9割行くんじゃないか? というもの。

今後、上位陣との対戦が増えていった場合に、「これまでと同じ」というわけにもいかないかもしれないが、「藤井七段自体もバージョンアップする」という前提に立てば、あながちありえない話でもないはずだ。

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