2019/2/5 藤井vs近藤 順位戦C1 敗着は83手目▲2二歩成?
2019年2月5日(火)第77期順位戦C級1組・藤井聡太七段 vs 近藤誠也五段の対局。
将棋ソフト「dolphin」と「平成将棋合戦ぽんぽこ」に照らす限り、流れが変わったのは、83手目▲2二歩成から。
この手が「敗着」だったのか?
22:00過ぎのヤマ場
時刻は22:00頃。
先手形勢:dolphin97(互角) ぽんぽこ262(藤井指しやすい)
どちらに転んでもおかしくないと思われる激しい攻防。
今、近藤五段が△9八歩と叩いた局面。
ここで藤井七段は、手を抜いて▲2二歩成としたが・・・
先手形勢:dolphin236(藤井指しやすい) ぽんぽこ324(藤井有利)
※dolphin「悪手」判定。
※ぽんぽこ「悪手」判定。
dolphin評価値グラフ
ぽんぽこ評価値グラフ
どうも、これ以降、「近藤勝ち」の流れになったよう。
どうすべきだった?
先手形勢:dolphin97(互角) ぽんぽこ262(藤井指しやすい)
平凡に▲9八同香が将棋ソフト先生方の見解。
もっとも、これはこれで難解な展開が続いたと思われるが、少なくとも、スコア上は藤井七段がリードをキープできたものと思われる。
近藤五段がパーフェクトな終盤
その後の近藤五段の指し手で、dolphin、ぽんぽこ双方からネガティブに評価された手はなし。
最後は、112手目△7七桂不成以降、136手目まで王手の連続で藤井玉を即詰みに討ち取った。
先手形勢:dolphin-1976(近藤勝勢) ぽんぽこ-1397(近藤優勢)
先手形勢:dolphin-Mate:7(近藤勝利確定的) ぽんぽこ-Mate:7(近藤勝利確定的)
まで136手で近藤五段の勝ち。
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