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藤井聡太二冠、2020年度「勝率8割台」の条件

2022年5月14日

2020年度(~2021年3月)も残りわずか。

1/29の対局終了時点で、藤井聡太王位・棋聖の年度成績は38勝8敗、勝率0.826となっている。

年度 総対局数 勝率
通算 247 207 40 .838
2020 46 38 8 .826
2019 65 53 12 .815
2018 53 45 8 .849
2017 73 61 12 .836
2016 10 10 0 1.000

プロデビュー以来、「年間勝率8割」を続けてきたが、2020年度も達成するためには、最低限、どのような条件が必要か?

 2勝2敗でOK

2月、3月に対局可能性のある棋戦は、竜王戦、順位戦、叡王戦、朝日杯の4棋戦と考えられる。

うち、確実なほうから順に、

順位戦 2局

朝日杯 1~2局

叡王戦 1~2局ほど

竜王戦 0~1局ほど

というわけで、2月、3月の対局数は4~7局ほどになりそう。

残りを4局とした場合、2勝2敗なら、ちょうど8割(40勝10敗 .800)。

2回負けても「まだ大丈夫」という状況だ。

3敗だとダメ

逆に、3敗目を喫して年度11敗になると、8割達成のためには44勝が必要になる(44勝11敗 .800)。

こうなると、年度内の対局数が最低でも9局必要になるため、年度勝率8割は絶望的。

順位戦で連勝すれば…

朝日杯、叡王戦は「負けたら終わり」なので、それぞれの棋戦で多くても1回ずつしか負けることはない。

朝日杯

● ○● ○○

将棋連盟公式「第14回朝日杯本戦トーナメント」

叡王戦

● ○ ○● ○○

将棋連盟公式「第6期叡王戦段位別予選・八段戦」

竜王戦

竜王戦はランキング戦で負けた場合、昇級者決定戦に回るため、多ければ2回負ける可能性はあるが、もう年度内の対局はないかもしれないし、あったとしても1局までだろう。

ー ● ○

将棋連盟「第34期竜王戦2組ランキング戦」

順位戦

…となると、順位戦で残り2連勝することで、自動的に年度内3敗を回避する可能性が高まり、そうなれば4年連続の勝率8割台もほぼ確実となる。

2/9(火) vs.窪田義行七段

3/10(水) vs.中村太地七段

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