2018年4月10日の竜王戦ランキング戦5組準々決勝・藤井聡太六段 vs 阿部光瑠六段の将棋の速報&将棋ソフト形勢判断です。
午後10時40分頃終局

まで136手で藤井六段の勝ち。
この将棋勝つと七段昇段に詰めろがかかる
藤井聡太六段がこの将棋に勝つと、七段昇段に「詰めろ」がかかる。

竜王戦ランキング戦5組で決勝に進出すると、竜王戦4組に昇級。
そうなると、藤井六段の場合、「六段昇段後、ランキング戦連続昇級」の条件を満たすことになり、七段昇段が実現する(藤井六段の七段昇段条件)。
なので、本局に勝ち、準決勝に進出すると、七段昇段に「詰めろ」がかかることになる。
ちなみに、「あと1勝」の状況になったときに「王手をかける」という言い方がよくされるが、これは、将棋の本質からすれば適切ではない。
将棋は「相手玉を詰ます」のが目標であって、「相手玉を取る」ことが目標ではない。
なので、「あと1勝で目標が達成できる」という状況では、「詰めろをかける」と言うべきで、「王手をかける」は本来間違い。
阿部六段の先手でスタート

振り駒の結果、阿部光瑠(こうる)六段の先手でスタート。

藤井六段が後手・角換わりに


デビュー29連勝の原動力となった戦法は「先手番・角換わり」だが、本局は「後手番・角換わり」。
午前11時頃の局面

昼食休憩の局面

午後2時頃の局面

午後3時頃の局面

午後3時半頃の局面

△3一玉は冷静な一手。
もっとも、elmo先生の推奨手は△3五歩だった。
午後4時頃の局面

午後5時頃の局面

午後5時半頃の局面

午後6時(夕食休憩)の局面

午後7時10分頃の局面

午後7時55分頃の局面
54手目、藤井六段の△9四歩をelmo先生が「悪手」判定。

藤井六段、優位を滅失?

午後8時頃の局面

藤井六段大丈夫かな? というのが第一印象だったけど、「完全互角」。
午後8時30~50分頃の局面

この△8八角をelmoが「疑問手」判定。

8時50分~9時20分頃の局面

この▲8三歩成をelmoが「悪手」判定。
ここは▲7三歩成だったとか。

9時20分頃

ここで藤井六段はelmo推奨手の△5一飛と指しました。

午後9時45分頃の局面

~午後10時20分頃

△5三飛をelmoが「疑問手」判定。
午後10時20分頃

午後10時20~

この▲7五金をelmoが「悪手」判定。もっとも、ここでは、藤井六段が間違えない限り、阿部六段に勝ち目はなかったか。
午後10時40分頃終局

まで136手で藤井六段の勝ち。



コメント
伯仲した棋力とお互いをリスペクトした感想戦から目が離せませんでした。内容は 高度過ぎてサッパリ理解できませんが 会話が入ってるので雰囲気を感じました。何度も見てます。勝負に真摯に向き合って 共に向上しようとする姿勢に感動しました。光留先生体調に気をつけてください。藤井先生 高校生活との両立頑張ってください。お二人大応援します。
藤井先生のファンです
楽しみにしています
頑張って下さい
応援しています✨