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NHK杯 藤井 vs 稲葉戦 敗着は△6一桂か?

2020年1月8日

2017年12月10日(日)放送のNHK杯将棋トーナメント。

藤井聡太四段 vs 稲葉陽八段の一戦は、駒損で劣勢に立たされたと見えた藤井四段の頑張りで、最後はギリギリの勝負に。

それでも、秒読みの中、間違えなかったA級八段が余していたのは確かで、将棋ソフト解析的には、勝負を分けたのは、ずっと前、62手目あたりかと思われる。

62手目の局面。

藤井四段は▲7三歩成を防いで△6一桂と打った。

…が、将棋ソフトelmo、ボナンザ6.0とも△8二桂を推奨(藤井 vs 稲葉 棋譜・エルモ&ボナンザ解析)。

それだと▲8一馬と寄られる手が見えているだけにどうなんだろう? とも思うけど、それは△6二金で無問題ってことなのかな?

本譜は、△6一桂に対して▲5五飛と、ややさぼり気味だった飛車が本気で働きだし、以後、スコア的にも後手が苦しくなっていった。

しかし、△8二桂ですかね・・・

純理論的に△8二桂が正解かどうかはともかく、こういう「将棋ソフトに指摘されてナルホド…」な手が至る所に埋もれているとするなら、人間はまだまだ強くなる余地があるってことにもなりそうだ。

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