2017/9/27藤井聡太四段vs竹内雄悟四段 棋聖戦一次予選速報
2017年9月27日(水)の藤井聡太四段vs竹内雄悟四段(第89期棋聖戦一次予選)の速報です。
序盤
▲5六歩スタート
竹内四段の先手で、初手▲5六歩で始まりました。
角道より端歩?
△3四歩をなかなか突かず、代わりに端に2手費やしました。
ペシャンコ左美濃
後手・藤井陣は、まるで振り飛車の美濃囲いのように、玉周辺の歩を突かないまま左美濃に。
やっと△3四歩
△1三角~△2四角と出て、▲2六歩に対して△3四歩とようやくここの歩を突きました。
中盤
角の大転換
2四にいた角が、△5一角~△8四角と大転換。
先手が放置すると、△6六角~△6七銀がありそう・・・
だけど、▲3五歩でした・・・
竹内四段、気合の一手
穴熊が自ら桂を跳ねました。
駒がぶつかった中、5九にいた金が3八まで来ました。
次の一手は?
すんなりと角が成れて、後手大優勢に見えますが・・・
先手・竹内四段が3手1組の次の一手みたいな手を見せました。
▲4四銀!
△同金に▲6六角!
終盤
いわゆる「一手指した方がよく見える」好局ですね。
果たして、どちらが勝っているのでしょう?
千日手?
穴熊らしいスッポン攻めですが、こういう時は得てして・・・
千日手模様に・・・
後手番の藤井四段が千日手を回避。
ということは・・・
後手に勝ち筋がありそう・・・
おっ!(△同玉なら▲4三龍)。
やっぱり、先手勝ち?
後で、将棋ソフトに聞きますが、一見、▲3二歩で先手勝っているように見えるんですけど・・・
竹内四段の指した手は▲3四銀。
そうか・・・
▲3二歩では寄らないか・・・(歩がもう一枚あればという感じ?)
藤井四段の受け
馬取りを防ぎながら、△2九馬以下の詰めろ。
まで、154手で藤井四段の勝ち。
※最後の一手前の局面では、藤井四段の負けだったかもしれません。
↓↓詳細は↓↓
藤井四段の次の相手
勝った藤井四段、次は、棋聖戦一次予選決勝。
相手は、都成四段か平藤七段か大橋四段。
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