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2017/9/27藤井聡太四段vs竹内雄悟四段 棋聖戦一次予選速報

2022年4月25日

2017年9月27日(水)の藤井聡太四段vs竹内雄悟四段(第89期棋聖戦一次予選)の速報です。

序盤

▲5六歩スタート

竹内四段の先手で、初手▲5六歩で始まりました。

角道より端歩?

△3四歩をなかなか突かず、代わりに端に2手費やしました。

ペシャンコ左美濃

後手・藤井陣は、まるで振り飛車の美濃囲いのように、玉周辺の歩を突かないまま左美濃に。

やっと△3四歩

△1三角~△2四角と出て、▲2六歩に対して△3四歩とようやくここの歩を突きました。

中盤

角の大転換

2四にいた角が、△5一角~△8四角と大転換。

先手が放置すると、△6六角~△6七銀がありそう・・・

だけど、▲3五歩でした・・・

竹内四段、気合の一手

穴熊が自ら桂を跳ねました。

駒がぶつかった中、5九にいた金が3八まで来ました。

次の一手は?

すんなりと角が成れて、後手大優勢に見えますが・・・

先手・竹内四段が3手1組の次の一手みたいな手を見せました。

▲4四銀!

△同金に▲6六角!

終盤

いわゆる「一手指した方がよく見える」好局ですね。

果たして、どちらが勝っているのでしょう?

千日手?

穴熊らしいスッポン攻めですが、こういう時は得てして・・・

千日手模様に・・・

後手番の藤井四段が千日手を回避。

ということは・・・

後手に勝ち筋がありそう・・・

おっ!(△同玉なら▲4三龍)。

やっぱり、先手勝ち?

後で、将棋ソフトに聞きますが、一見、▲3二歩で先手勝っているように見えるんですけど・・・

竹内四段の指した手は▲3四銀。

そうか・・・

▲3二歩では寄らないか・・・(歩がもう一枚あればという感じ?)

藤井四段の受け

馬取りを防ぎながら、△2九馬以下の詰めろ。

まで、154手で藤井四段の勝ち。

※最後の一手前の局面では、藤井四段の負けだったかもしれません。

↓↓詳細は↓↓

藤井四段の次の相手

勝った藤井四段、次は、棋聖戦一次予選決勝。

相手は、都成四段か平藤七段か大橋四段。

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