藤井聡太七段は杉本師匠に対して「違う」と言えるんだとか

10日ほど前、11月9日に開かれた全国将棋サミット2019。

この中で、藤井七段の師匠・杉本昌隆八段が、藤井七段について

師匠に『違う』と言えるのが彼のいいところ

と語ったんだとか。

参照:全国将棋サミット2019‥プロ棋士のトークショーに耳傾ける 名古屋

弟子に「違う」と言わせる余裕

世間には、「本当のことを言われると困る」タイプの人が少なからず存在し、その手の連中は、「真実を語る人」を極度に恐れるものだが、杉本先生は違うようだ。

また記憶に新しいところでは、「ち・が・う・だ・ロォォォ!」に代表されるように、「違う」という言葉は、往々にして、立場が上の者が下の者を威圧する時に使われがち。

そんな「違う」という言葉、後輩や部下、生徒のような存在に使われると、それだけでシャクにさわる人もまた少なくなさそうだが…

杉本八段が優れているのは、日ごろから弟子を威圧することなく「弟子が意見をしやすい環境」を構築し、しかも、その意見をした弟子を「師匠に意見ができる弟子」として評価している点だろう。

立ち場が弱くて萎縮している新人らに対し、「最近の若者はコミュニケーション能力が足りない」などとのたまう糞オヤジどもは、是非とも反省すべきだろう。

まあ将棋で抜かれたらこうなるか…

…と、まずは杉本先生を持ち上げてはみたが、よくよく考えれば、将棋指したるもの、「将棋が強い奴がエラい」という意識がどこかにあるはず。

※野球部なら、部長よりも野球が一番うまい奴が実質一番偉いみたいなのと同じ。

肝心な将棋でここまで強くなれば、知らず知らずのうちに「発言権」もまた強くなっているという側面はあるかもしれないか…

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