藤井聡太五段の「ひふみんアイ」は気を使いすぎくらい
藤井聡太四段(当時)がC1昇級と五段昇段を決めた2/1の順位戦C級2組9回戦。
終盤、藤井四段は席を立ち、かなり離れた距離から盤面を眺めていた。
なぜ我々がそれを知っているのかと言えば、ネット中継のカメラがわざわざ「引き」で撮ってくれていたから。
とおーくからのひふみんアイ。
見えるのー?🙀 pic.twitter.com/4LGSnIThd8— ポチ (@pochi7kun) 2018年2月1日
藤井くんの控えめひふみんアイ可愛いw
— ぼるかん (@volcan0427) 2018年2月1日
私・BUTA-kunもこの将棋のネット中継を見ていたが、
「超重要な対局で、何も、あそこまで気を使わなくても…。藤井くんは随分と律義にマナーを守るんだな…」
と感心したものだった。
私も相手の視野に入らないように気を使っての位置だと思ってます。杉本師匠が昨年テレビで相手の後からは見るのは失礼だと言ってから、相手がいる時は、ほとんどしてないと思います。神崎さんみたいなやり方は藤井くんだけでなく他の棋士にも萎縮するようなやり方で良くないです。 https://t.co/mzXQzS0hJ2
— kachi48 (@kochikochi48) 2018年2月3日
あの場面を中継で観てたけど、ああ…めっちゃ気使ってるやんと思ったよ。藤井くんすんごい遠くから見てて当時のコメも『藤井4段視力高いいww』とか流れてたし。
遠すぎるヒフミンアイが微笑ましく思えたけどな。 https://t.co/jay9iAFGS7— まもにい (@taku03yu08rie07) 2018年2月3日
ところが・・・
「言った者勝ち」にして欲しくない
「あれはマナー違反だ」
と噛みついた(?)棋士(※この場にはいなかった)がいたそうな・・・
いわゆる「ひふみんアイ」は「絶対的にダメ」という前提に立つのか、
それとも、他の理由からそう言っているのかはよく分からないが、
仮にも、
「数メートル離れた距離で、相手の側から盤面を見るのもマナー違反」
だとすると、
例えば、上座の棋士がトイレから戻ってきた時に盤の方へ目をやることは「客観的にはマナー違反と同様の行為」ということになってしまう。
※このような、取り上げる意味もないような行為をいちいち問題にすることの方が問題※
どこの世界にも、
部分的で形式的な当てはめしかせず、ここぞとばかり「マナー」や「礼儀」なるものを振りかざす手合がいるもの。
くれぐれも、
「そういうこと言う人もいるから今度からそうしましょう」
といった「そういうこと言う人もいるから論」では済ませないでいただきたいものだ。
このような「言った者勝ち」をまかり通してしまうと、
得てして、
「どうでもいいことをグジュグジュ言う奴(←これこそがマナー違反)」
ばかりが居心地のいい思いをする世界になってしまいますからね…
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