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藤井聡太五段の「ひふみんアイ」は気を使いすぎくらい

2020年1月8日

藤井聡太四段(当時)がC1昇級と五段昇段を決めた2/1の順位戦C級2組9回戦。

終盤、藤井四段は席を立ち、かなり離れた距離から盤面を眺めていた。

なぜ我々がそれを知っているのかと言えば、ネット中継のカメラがわざわざ「引き」で撮ってくれていたから。

私・BUTA-kunもこの将棋のネット中継を見ていたが、

超重要な対局で、何も、あそこまで気を使わなくても…。藤井くんは随分と律義にマナーを守るんだな…

と感心したものだった。

ところが・・・

「言った者勝ち」にして欲しくない

「あれはマナー違反だ」

と噛みついた(?)棋士(※この場にはいなかった)がいたそうな・・・

いわゆる「ひふみんアイ」は「絶対的にダメ」という前提に立つのか、

それとも、他の理由からそう言っているのかはよく分からないが、

仮にも、

数メートル離れた距離で、相手の側から盤面を見るのもマナー違反

だとすると、

例えば、上座の棋士がトイレから戻ってきた時に盤の方へ目をやることは「客観的にはマナー違反と同様の行為」ということになってしまう。

※このような、取り上げる意味もないような行為をいちいち問題にすることの方が問題※

どこの世界にも、

部分的で形式的な当てはめしかせず、ここぞとばかり「マナー」や「礼儀」なるものを振りかざす手合がいるもの。

くれぐれも、

「そういうこと言う人もいるから今度からそうしましょう」

といった「そういうこと言う人もいるから論」では済ませないでいただきたいものだ。

このような「言った者勝ち」をまかり通してしまうと、

得てして、

「どうでもいいことをグジュグジュ言う奴(←これこそがマナー違反)」

ばかりが居心地のいい思いをする世界になってしまいますからね…

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