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藤井四段、「鉄板流」森内九段を右四間飛車で粉砕![NHK杯]

2020年1月8日

2017年9月3日(日)に生放送対局となったNHK杯将棋トーナメント・藤井聡太四段vs森内俊之九段。

結果は、94手で藤井四段の勝ち(棋譜・将棋ソフト分析はコチラ>>)。

2019/4/12 藤井vs森内 速報&形勢判断ダイジェスト

「鉄板」を右四間で粉砕

相手は「鉄板流」の異名を持つ受けの名人・森内九段(永世名人)。

それに対して藤井四段は、右四間飛車の超攻撃的布陣を敷く。

先に動いたのは森内九段

「大人が中学生にナメられたらあかん。ちょっと脅したれ」と思ったのか、森内九段が意表を突いて先に手を出す。

藤井四段が森内九段を「論破」

棋譜・将棋ソフト分析はコチラ>>

「先生、宿題はなぜ必要なのでしょう?」と学校の先生に質問した時の勢いさながらに(?)、藤井四段が森内九段を「追及」。

以下、森内九段の「鉄板対応」に対し、藤井四段がことごとく「論破」。

ここでは、将棋ソフト判定でも藤井四段に形勢が傾く(elmo-855、ボナンザ-358)。

森内九段、反論も及ばず・・・

森内九段もやられっ放しというわけではなく、反撃。

森内九段に勝機があるとすればこの局面と思われるが、▲6一馬とやっても、△3四香が詰めろ(△5七銀打 ▲5九玉 △3九飛で、いい合い駒がなく、4九に何を打っても△同飛成以下詰)では、勝負あったか。

一気に寄せる

あとは、「藤井四段が寄せきれるか?」という展開に。

ずっと前に打った△8八歩が最後にモノを言った形。

以下、藤井四段の指し手と将棋ソフトelmoの指し手が一致。

まで、94手で藤井四段の勝ち(棋譜・将棋ソフト分析はコチラ>>)。

次は稲葉八段

藤井四段、大注目の一番を快勝。

次の相手は稲葉陽(いなばあきら)八段。これまた大注目ですね・・・

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