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藤井聡太四段、デビュー26連勝達成・終盤にドラマ

2020年1月8日

2017年6月15日(木)に行われた、藤井聡太四段vs瀬川晶司五段の順位戦C2組1回戦。

この将棋も藤井四段が勝ち、デビュー以来の26連勝を飾った。

角換わりの将棋に

瀬川五段の先手で角換わりの将棋に。

両者にとって得意な戦型で、序盤から見ごたえのある応酬が続くも、飛車を手にした藤井四段が中盤以降リード。

このまますぐに終局を迎えるかと思われた21:00過ぎ、ドラマが起きた。

藤井四段の手がパタリと止まる

藤井四段が寄せにややもたつくと、瀬川五段が一瞬のスキをついて逆転ムード。

ずっと前に打った「辛そうな自陣桂・▲3八桂」が、ヒョイと4六に跳ねた手が好手で、藤井四段の手がパタリと止まる。

「逆転だ!」

ネットで観戦していたファンもざわつく中、今度は一分将棋に突入した瀬川五段が痛恨のミス。

金・銀両取りに打った▲6六桂のかわりに、金取りかつ相手玉の退路をふさぐ▲4六桂だったら勝負はどう転んでいたか?

この手を境に、藤井四段の指がしなり始め、22:53、ついに瀬川五段が投了。

藤井聡太、デビュー以来26連勝となった。

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