2018年3月28日(水)第68期王将戦1次予選・準々決勝、藤井聡太六段 vs 井上慶太九段の将棋の速報&将棋ソフト形勢判断です。
藤井六段、公式戦17連勝なるか?

相矢倉に

11時半頃の局面

まだまだこれから。
藤井六段の次の一手は、△4四銀でした。

昼食休憩の局面

若手棋士からは不人気な感のある「先手番での矢倉」。
対する藤井六段は、早めに攻撃態勢を整え、32手目に△6五歩と仕掛ける。
将棋ソフト形勢判断は互角。
昼食休憩明け

午後2時頃の局面

持ち時間3時間なので、どこかで一気にバタバタと指し手が進むかも・・・
午後3時20分頃の局面

午後3時半~5時
藤井六段、優勢に

2二にいた角をさばいて、後手優勢。
ここから井上九段、▲3三歩 △同桂 ▲3五歩と勝負手を放つ。

elmo先生の次の一手は△8七歩。
でも、藤井六段は△5一玉と渋めの手を選んだ。

この△5一玉をelmoが「悪手」判定。
形勢は混とん
以下、▲7九玉(「疑問手」判定)△3五角と進んだが・・・

この△3五角も「悪手」判定。

形勢が混とん。
二転三転
その後、井上九段の指し手にも「疑問手」が出て、藤井六段が再びリード。

この▲6四歩を手抜きして、藤井六段は△3六歩。

午後5時頃の局面

△3六歩は藤井六段らしい一手に見えたが、elmoは「悪手」判定。
△7二銀で良かったようだ。
午後5時~6時
互角の終盤で痛恨のミス

将棋ソフト的にはミスが多かった今日の藤井六段。
それでも、飛車とと金で迫って、「最後に勝つのは藤井」という雰囲気だったが・・・

井上九段が放った▲9五角の勝負手に、△4一玉と寄ったのが痛恨のミス。
井上九段の▲3四桂が「次の一手」のような好手で、藤井六段、一気に敗勢に。

放置すれば▲4二銀があるが…
△3四同金なら▲4三銀 △3三金 ▲7一角 △7二竜 ▲6二角引成・・・のような手順で寄り。

本譜は、▲3四桂に対して△5二玉だったが…

ここで▲1五角という痛打が出て、さすがの藤井六段も万事休す。

午後6時頃・終局

まで井上九段の勝ち。
持ち時間が比較的短い(3時間)対局なので、ミスが出るのはやむを得ないか…
これで、藤井聡太六段「激動の2017年度」は終了。
また新たな気持ちで・・・




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