2018/3/15藤井聡太vs三枚堂達也[速報]将棋ソフト形勢判断
2018年3月15日、第76期順位戦C級2組最終局・藤井聡太六段vs三枚堂達也六段の将棋の速報&将棋ソフト形勢判断です。
この勝負の位置づけ
当初、この藤井vs三枚堂が昇級争いの「直接対決」になるのでは? と予想されることが多かったように思いますが、他棋戦で活躍する三枚堂六段が、順位戦に限っては不振(ここまで5勝4敗)。
この将棋は、三枚堂六段にとっては「来季順位のための一局」という位置づけになったと言えるでしょう。
また、藤井六段にとっては、公式戦15連勝&順位戦10戦全勝を賭けた戦いとなります。
三枚堂六段が横歩取りに誘導
藤井聡太六段の先手で、▲2六歩 △3四歩 スタートから、三枚堂六段が横歩取りに誘導。
ここから▲5八玉 △5二玉 ▲3六歩 ・・・と進む。
さらに、△7六飛 ▲7七角 △2六歩 と進む。
1月6日のvs大橋四段戦(第59期王位戦予選準決勝)と同じ形になりました(2018/1/6 藤井vs大橋ダイジェスト) 。
思えば、藤井六段は、この1月6日のvs大橋四段戦に敗れて以降、14連勝して本局・vs三枚堂六段戦を迎えることになりました。
ちなみに、22手目の△2六歩は、将棋ソフトelmoが「疑問手」判定をしている手です。
午前中から大きく動く
藤井六段、35手目に▲8三歩と切り込んで行く。
もの凄い乱戦に突入だ。
11時半頃の局面
まだまだこれからとは言え、藤井四段が主導権を握ったか?
昼食休憩の局面
午後2時15分頃の局面
elmoの次の一手は▲4八金。
午後3時頃の局面
午後4時頃の局面
50手目、三枚堂六段の△3一歩をelmoは「疑問手」判定。
elmoの52手目は△5五角。
午後5時頃の局面
途中、互いに「疑問手」があったようですが、藤井六段がさらにリードを広げた模様。
安全圏の1000点差を超えた。
elmoの次の一手は▲3八銀だったが、藤井六段は▲5六飛。
ここで夕食休憩に。
夕食休憩の局面
午後7時半頃の局面
午後8時過ぎ・藤井六段勝利
8時前あたりからバタバタと手が進み、結局、85手で藤井六段が勝利。
これで公式戦15連勝&順位戦10戦全勝を達成。
次の対局は、3/22(木)王座戦2次予選。相手は糸谷哲郎八段ということで「天才対決」になります。
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