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2018/3/15藤井聡太vs三枚堂達也[速報]将棋ソフト形勢判断

2020年1月8日

2018年3月15日、第76期順位戦C級2組最終局・藤井聡太六段vs三枚堂達也六段の将棋の速報&将棋ソフト形勢判断です。

この将棋の棋譜(将棋ソフト解析付き)はコチラ>>

この勝負の位置づけ

当初、この藤井vs三枚堂が昇級争いの「直接対決」になるのでは? と予想されることが多かったように思いますが、他棋戦で活躍する三枚堂六段が、順位戦に限っては不振(ここまで5勝4敗)。

この将棋は、三枚堂六段にとっては「来季順位のための一局」という位置づけになったと言えるでしょう。

また、藤井六段にとっては、公式戦15連勝&順位戦10戦全勝を賭けた戦いとなります。

三枚堂六段が横歩取りに誘導

藤井聡太六段の先手で、▲2六歩 △3四歩 スタートから、三枚堂六段が横歩取りに誘導。

ここから▲5八玉 △5二玉 ▲3六歩 ・・・と進む。

さらに、△7六飛 ▲7七角 △2六歩 と進む。

1月6日のvs大橋四段戦(第59期王位戦予選準決勝)と同じ形になりました(2018/1/6 藤井vs大橋ダイジェスト) 。

思えば、藤井六段は、この1月6日のvs大橋四段戦に敗れて以降、14連勝して本局・vs三枚堂六段戦を迎えることになりました。

ちなみに、22手目の△2六歩は、将棋ソフトelmoが「疑問手」判定をしている手です。

午前中から大きく動く

藤井六段、35手目に▲8三歩と切り込んで行く。

もの凄い乱戦に突入だ。

11時半頃の局面

形勢判断:elmo+380(藤井指しやすい)

まだまだこれからとは言え、藤井四段が主導権を握ったか?

昼食休憩の局面

形勢判断:elmo+281(藤井指しやすい)

午後2時15分頃の局面

形勢判断:elmo+235(藤井指しやすい)

elmoの次の一手は▲4八金。

午後3時頃の局面

形勢判断:elmo+308(藤井指しやすい)

午後4時頃の局面

形勢判断:elmo+706(藤井優勢)

50手目、三枚堂六段の△3一歩をelmoは「疑問手」判定。

elmoの52手目は△5五角。

午後5時頃の局面

形勢判断:elmo+1320(藤井優勢)

途中、互いに「疑問手」があったようですが、藤井六段がさらにリードを広げた模様。

安全圏の1000点差を超えた。

elmoの次の一手は▲3八銀だったが、藤井六段は▲5六飛。

ここで夕食休憩に。

夕食休憩の局面

形勢判断:elmo+1416(藤井優勢)

午後7時半頃の局面

形勢判断:elmo+1956(藤井勝勢)

午後8時過ぎ・藤井六段勝利

8時前あたりからバタバタと手が進み、結局、85手で藤井六段が勝利。

これで公式戦15連勝&順位戦10戦全勝を達成。

次の対局は、3/22(木)王座戦2次予選。相手は糸谷哲郎八段ということで「天才対決」になります。

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