藤井聡太七段vs北浜健介八段、8手1組の千日手の変化?
2019年5月9日(木)の大阪王将杯王将戦 一次予選準決勝・藤井聡太七段 vs 北浜健介八段。
終盤81手目、北浜八段の▲2二飛成に対する藤井七段の△2三飛。
これに対し、北浜八段が▲同龍とすると、△同玉で、
76手目と同じ局面が現れることになる。
将棋のルールで、同じ千日手でも、連続王手の千日手の場合、同一局面が4回生じた時点で、王手をかけ続けた側の反則負けとなる。
そんなわけで、北浜八段は、不毛な▲2三同龍は一度もやらず、▲1一龍としたわけなんだが…
先手形勢:dolphin-2124(藤井勝勢) ぽんぽこ-1630(藤井勝勢)
○※藤井七段とdolphinが一致。
○※藤井七段とぽんぽこが一致。
「8手1組」がイヤというほど分かる動画
今回の場合、同一局面が現れるためには、8手を要することになる。
これを俗に「8手1組」と言ったるするわけだが、8手1組ともなると、その8手の内容がにわかには把握できなかったりするもの。
そこで、「これでもか」というような動画を作り、認識を明確にすることにしました。
※もしかすると、藤井七段と北浜八段は、延々と、今でも闘っているのかもしれません…
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コメント一覧
奇しくも、前日の名人戦7番勝負第3局は千日手の王手を回避できずに名人の投了。藤井君は相手が千日手の王手を回避するしかなく激勝。千日手なんていつでも出来るし回避出来そうで、そうでないのがプロなんですね。