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2018/2/14藤井聡太vs古森悠太[速報]将棋ソフト形勢判断

2020年1月8日

2018年2月14日(水)の第49期新人王戦・藤井聡太五段vs古森悠太四段の将棋の速報&将棋ソフト形勢判断です。

2018年4月5日(木)の速報・将棋ソフト形勢判断はコチラ

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藤井五段・上座

今日の相手は、新人の古森悠太(こもりゆうた)四段。

ということで、藤井聡太五段が上座に着いての対局となりました。

なお、過去には、対アマチュアの対局で上座に着いたことがあったはずです。

他に、大橋四段との対局でも上座だったことがありました。

角交換型四間飛車

対局は藤井五段の先手でスタート。

振り飛車党の古森四段が角道を止めない四間飛車に。

以下、▲3三角成・・・と進み、居飛車vs角交換型四間飛車の形に。

昼食休憩時の局面

将棋ソフト形勢判断 elmo+200(藤井良し) ボナンザ-13(古森寄り)

昼食休憩明けの古森四段の指し手は△3五歩でした。

午後1時半頃の局面

将棋ソフト形勢判断 elmo+294(藤井良し) ボナンザ+164(藤井良し)

古森四段がイケてるように思ったのですが、将棋ソフトはいずれも「藤井良し」。

elmoが「好手」判定

△3六桂と飛車取りに打たれたのに対し、将棋ソフトelmoが「好手」判定した手が飛び出しました。

それは・・・

ちょっと思いつかない▲5八金左。

この手は将棋ソフトelmoにとっても想定外だったのか、elmoが滅多にしない「好手」判定をしました。

駒の損得だけを言えば、飛車を取られた瞬間は飛車と桂の交換ですが、ほぼ100%角を取り返せるので、角桂と飛車の交換で先手が駒得になりますね。

午後2時半頃の局面

将棋ソフト形勢判断 elmo+634(藤井優勢) ボナンザ-393(古森優勢)

elmoとボナンザ6.0で形勢判断が真逆。

こういう場合、通常はelmoが正しい。

午後3時頃の局面

将棋ソフト形勢判断 elmo+831(藤井優勢) ボナンザ+192(藤井有利)

△2六歩 ▲同歩 △同飛 に対し、4七にいた金をじっと4八に引く。

大山先生みたいな手が飛び出し、ボナンザ6.0も藤井有利に転換(←もっと早くそうしてろって)。

午後4時頃の局面

将棋ソフト形勢判断 elmo+1734(藤井勝勢) ボナンザ+651(藤井優勢)

この後、▲7五角 △6二玉 ▲9三角成 △4二金 ▲5六歩・・・と進みました。

そして、数手後・・・

藤井五段勝利

将棋ソフト形勢判断:elmo+2143 ボナンザ+1142(藤井勝勢)

85手で藤井五段の勝ち。

△5二金左のような手でもうひと頑張りして欲しかった気もしますが・・・(後手も角か銀が入れば、△5九飛の狙いあり)。

ただ、△5二金左には、▲7四桂打で一手一手ということなのでしょう。

藤井五段、これで9連勝。最高の状態で17日の羽生善治竜王との対決に臨むことになりました。

49期新人王戦トーナメント表

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