将棋新人王戦の出場資格←藤井聡太七段、出場していいの?
2018年7月28日(土)、新人王戦・藤井聡太七段 vs 八代弥六段 戦がある。
ところで、藤井聡太七段って、新人王戦に出場しちゃっていいの?
「新人」とは「新人類」のことか?
「新人王戦」というからには、「新人」じゃなきゃ出場しちゃいけないと思われるところ、2018年度に実施されている第49期新人王戦に、なぜか、藤井聡太七段も出場している。
あれ、藤井聡太七段って、いまだに「新人」扱いなの?
新人王戦の「新人」って「新人類」のことなのか?
といった声が聞こえてきそうだが…
新人王戦の出場資格
将棋の新人王戦の出場資格は、次の4パターンがある。
1)26歳以下かつ六段以下の棋士(ただし、タイトル保持者は除外)
2)26歳以下の女流棋士4名(選抜)
3)直近の赤旗名人(アマチュア枠1名)
4)前期三段リーグ上位者
で、出場者は40名。
※「前期三段リーグ上位者」は、全出場者が40名になるところまでが出場資格を得る。
※27歳以上で四段になった棋士の場合、最初の1回だけ例外的に出場できる。
藤井七段が出場できるのはなぜ?
「六段以下」の要件に引っかかりそうだけど、第49期新人王戦がスタートしたのは2017年秋。
その時点では、藤井聡太七段はまだ四段だった。
2018年2月1日に五段昇段。
今期新人王戦1回戦、古森悠太四段との対戦時は五段(2018/2/14)。
その3日後に朝日杯優勝で六段(2018/2/17)。
その3カ月後、2018年5月18日に七段。
…というわけで、今では「藤井聡太七段」が当たり前みたいになってしまっているけれど、ついこないだまでは四段だった。
そんなわけで、藤井七段は第49期新人王戦に出場しちゃってるってわけでした。
中学生名人戦にも高校選手権にも出場してないんだから、新人王戦くらい、気持ちよく出させてやれや!
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