羽生無冠の危機は、藤井聡太のせい?
2018年10月12日(金)放送のテレビ朝日「ワイド!スクランブル 第1部」。
たまたま、他の目的のために録画していたものを見ていたところ、田中寅彦九段が出演していた。
タナトラ曰く…
第31期竜王戦七番勝負で、羽生竜王が広瀬八段に敗れると、羽生は27年ぶりに無冠になるという(逆に、羽生が勝つと、自身タイトル獲得通算100期達成となる)。
この点に関し、タナトラ先生の話をまとめると、
20代、30代のトップ棋士たちの抱く危機感が原動力となり、絶対王者・羽生からタイトルを奪う形になった。
その危機感とは、藤井聡太の登場である。
といった感じになる。
「危機感」の中身
20代、30代棋士が抱く「危機感」の中身について少し補足すると、20代、30代の棋士は、本来なら「これからは自分たちの時代だぁ…」と思っていたところ、下手をすると、「自分たちの時代」が来る前に、「藤井聡太の時代」が来てしまうかもしれない・・・という認識のこと。
あくまで、タナトラ先生の見解ではあるが、あながち間違いではないようにも思わる。
もっとも、「〇〇時代」が先にあるわけではなく、あくまで、顕著な結果が続いた後に「〇〇時代」と言われるようになるに過ぎず、「〇〇時代になるから他の棋士にはノーチャンス」ということにはならないはず。
谷川先生は悪くない
と、そんなわけで、谷川先生が「君たち、悔しくないのか」とハッパをかけなくても、同じような現象は起きたと考えられる。
なので、羽生無冠危機は谷川先生のせいではない。
羽生の奥さんに恨まれる心配は?
・・・となると、羽生が無冠になった場合、藤井聡太七段が羽生善治の奥さん(畠田理恵)に逆恨みされるんじゃないかと、ちょっと心配になったが、そういうこともなさそう。
遡ること、初めての藤井vs羽生の公式戦(2018/2/17)。
この時、畠田理恵は平昌オリンピックの羽生結弦に熱狂。
pic.twitter.com/XAspCkBigb
そういえば羽生さんの奥さん畠田理恵さんは羽生結弦の大ファンだったよね。羽生さんが藤井聡太君に負けた時、羽生結弦が平昌で金メダル。奥さんは「羽生くん最高!」って裏でよろこんでいたっけ、、、— ネットビジネスをつぶやく (@SRC_MEMBER) 2018年4月25日
2018年も秋。フィギュアスケートのシーズンも始まったことで、彼女も “ゆずしょま(羽生結弦と宇野昌磨)" やら高橋大輔やらで忙しくなるだろうから、 他人に八つ当たりしてる場合ではなかろう。
良かった、良かった…
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