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羽生無冠の危機は、藤井聡太のせい?

2020年1月8日

2018年10月12日(金)放送のテレビ朝日「ワイド!スクランブル 第1部」。

たまたま、他の目的のために録画していたものを見ていたところ、田中寅彦九段が出演していた。

タナトラ曰く…

第31期竜王戦七番勝負で、羽生竜王が広瀬八段に敗れると、羽生は27年ぶりに無冠になるという(逆に、羽生が勝つと、自身タイトル獲得通算100期達成となる)。

この点に関し、タナトラ先生の話をまとめると、

20代、30代のトップ棋士たちの抱く危機感が原動力となり、絶対王者・羽生からタイトルを奪う形になった。

その危機感とは、藤井聡太の登場である。

といった感じになる。

「危機感」の中身

20代、30代棋士が抱く「危機感」の中身について少し補足すると、20代、30代の棋士は、本来なら「これからは自分たちの時代だぁ…」と思っていたところ、下手をすると、「自分たちの時代」が来る前に、「藤井聡太の時代」が来てしまうかもしれない・・・という認識のこと。

あくまで、タナトラ先生の見解ではあるが、あながち間違いではないようにも思わる。

もっとも、「〇〇時代」が先にあるわけではなく、あくまで、顕著な結果が続いた後に「〇〇時代」と言われるようになるに過ぎず、「〇〇時代になるから他の棋士にはノーチャンス」ということにはならないはず。

谷川先生は悪くない

と、そんなわけで、谷川先生が「君たち、悔しくないのか」とハッパをかけなくても、同じような現象は起きたと考えられる。

なので、羽生無冠危機は谷川先生のせいではない。

羽生の奥さんに恨まれる心配は?

・・・となると、羽生が無冠になった場合、藤井聡太七段が羽生善治の奥さん(畠田理恵)に逆恨みされるんじゃないかと、ちょっと心配になったが、そういうこともなさそう。

遡ること、初めての藤井vs羽生の公式戦(2018/2/17)。

この時、畠田理恵は平昌オリンピックの羽生結弦に熱狂。

2018年も秋。フィギュアスケートのシーズンも始まったことで、彼女も “ゆずしょま(羽生結弦と宇野昌磨)" やら高橋大輔やらで忙しくなるだろうから、 他人に八つ当たりしてる場合ではなかろう。

良かった、良かった…

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