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藤井聡太六段は「理想の新入社員」←嘘つけよw

2020年1月8日

社会人に聞いた「理想の新入社員」として・・・中学生棋士として活躍する藤井聡太さんも男性の6位に入った。

産経ニュース https://goo.gl/S38JMN

明治安田生命保険が社会人に対して行ったアンケート。

「理想の新入社員」として、男子は大谷翔平、女子は女優の土屋太鳳がそれぞれ1位に。そして、藤井聡太六段は男子6位に入ったとのこと。

「俺だってはじめはそうだったんだ」な上司

およそサラリーマン社会においては、「規格外」の人間が現れた時、いかにして彼・彼女を「小さな缶詰」の中に押し込もうかと、そういう方向でしか思考が回らない人間が多い。

しかも、本人にはその自覚がなく、自分はまともなことをしていると思っている。

俺だってはじめはそうだったんだ

とか何とか言いながら、彼・彼女を自分と同様の「小さな人間」に形成していこうとする。

そしてそれに成功した場合、「ようやく君も育ってきた」などと評価したりするわけだから、目も当てられない。

今回のアンケートで大谷翔平や藤井聡太を「理想の新入社員」と答えた人のマインドがどんなものかがむしろ興味があるところ。

仮にも、

俺だってはじめはそうだったんだ

な奴が、「大谷翔平」とか「藤井聡太」と答えていたなら、かなりオメデタイ奴ということになるだろう。

「経営者的思考」を持っているなら・・・

あるべき論を言うなら、大谷翔平や藤井聡太といった「規格外」の人物が現れた時、

この素材をどうやったら全体の利益のために生かせるか?

という思考プロセスを働かせるべきことになるだろう。

栗山英樹(日ハム監督)とか仰木彬(元オリックス監督)はその点が素晴らしかったと言えるだろうが、同様の思考プロセスを持っている人間が、しかるべきポジションに着くということがサラリーマン社会では決して多くはない。

「賢者は歴史に学び、愚者は自身の経験からしか学ばない」というところの「愚者」が幅を利かせているような会社では、規格外な人材が育つはずもない。

「愚者」な上司諸君は、間違っても「理想の新入社員は藤井聡太だあ」などとは言わないで欲しいものだ。

藤井聡太六段には上司になってもらうべきでは?

この明治安田生命保険は「理想の上司」についてのアンケートも行ったそうで、男性1位は内村光良、2位は松岡修造、3位はタモリとのこと。

「理想の上司」ランキングには「藤井聡太」の名前はなかったようだが、彼の情報収集能力、構成力、判断力・・・等々を考えれば、藤井聡太は「理想の新入社員」ではなく、「理想の上司」に挙げられるべきでは? という気がしてならない。

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