2019将棋日本シリーズトーナメント表&日程~藤井七段の出場資格
2019年度の将棋日本シリーズ・JT杯(第40回)に藤井聡太七段が出場することが発表された。
トーナメント表
トーナメント表(対局日入り)は以下のとおり。
藤井七段の初戦は8月11日(日・祝)で、相手は三浦弘行九段。対局開始時刻は15:35。
出場できる理由
将棋日本シリーズの出場者は、以下の基準によって決まる。
1)前回優勝者
2)タイトル保持者
3)獲得賞金上位者
前回優勝者は…
前回(39回)優勝者は渡辺明三冠。
タイトル保持者
タイトル保持者は、2月末時点のタイトル保持者とされる。
2月24-25日・王将戦第4局、渡辺明棋王が久保利明王将から4-0で王将奪取。
なので、この時点でのタイトル保持者は、以下の6人。
広瀬章人竜王
佐藤天彦名人
高見泰地叡王
豊島将之二冠(王位・棋聖)
斎藤慎太郎王座
渡辺明二冠(棋王・王将)
獲得賞金上位者
上記2要件で、6名が決定(渡辺二冠は両要件を満たす)。
出場者数は12名なので、上記6名を除いた賞金獲得上位者6名が出場者として加わることになる。
2018年の賞金獲得ランキングトップ10は以下の通り(参照:将棋連盟公式)。
※単位は万円。
※( )は前年。
1. 羽生善治九段 7,552(5,070)
2. 佐藤天彦名人 5,999(7,255)
3. 渡辺明棋王 5,119(7,534)
4. 豊島将之王位・棋聖 4,722(1,795)
5. 広瀬章人竜王 2,802(1,499)
6. 高見泰地叡王 2,636(522)
7. 久保利明九段 2,598(3,019)
8.斎藤慎太郎王座 2,393(1,699)
9.菅井竜也七段 2,193(2,363)
10.深浦康市九段 2,189(1,359)
となって、賞金トップ10から前回優勝者・タイトル保持者を除いた4名(羽生九段、久保九段、菅井七段、深浦九段)の日本シリーズ出場がまず決定。
残りの2名は?
となると、あとは、賞金獲得ランキング11位、12位の棋士がここに加わることになる。
聞くところによると、11位が三浦弘行九段で、12位が藤井聡太七段とのこと。
ゆえに、藤井七段の出場が決定。
決して、誰かの忖度が働いたとか、そういうことではなくてよ。
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ディスカッション
コメント一覧
ついに、賞金ランキングで頭を出してきました。
ここまで来ると、さすがに下のランクでただ勝ってるだけじゃないんだってなります。
お母さんにたくさんお金を渡しながら勝ってるってことですね(^@^)
母上殿への賄賂いいですね。
勝利への効果が一番ありそうです。
聞くところによると、藤井七段が稼いだお金の管理はお母さんがやっているそうで。
…ということは、月々のおこづかいは、お母さんからもらっているのかな?
今年のJT杯参加はない本の思っていたので驚きです。
遠征が多いので大丈夫なのか!?とか、今年はもしやまさかの100戦越えちゃうんじゃないか!?
と、歴代最多局を期待してしまいます。
羽生先生の89局…順当に行けば藤井先生の実力からして、今後シード戦により対局が減っていくことを考えると、今年が狙いになると思われるのと同時に、たくさんの対局を見られることはうれしいことでございます。
杉本先生が師匠として、高校に通うのはしばらく将棋に専念するためにも、イベント等をお断りする口実になるからとおっしゃっていましたが、今年はすごいことになりそうですねww
JT杯はちょっとした驚きでしたね。対局数が多くなった場合、高校の方がどうなるか? 今年度も話のネタは尽きそうにありません。