藤井七段の△7七飛成が2018年度升田幸三賞受賞
2019年4月1日(月)、将棋連盟が第46回(2018年度)将棋大賞を発表。
藤井聡太七段は、勝率1位賞(2年連続2度目)と升田幸三賞を受賞した。
升田幸三賞は、2018年6月5日(火)第31期竜王戦5組ランキング戦・石田直裕五段戦で見せた、あの△7七飛成に対するもの。
一手前、▲7七歩の局面では、藤井七段が困っているとしか思えず、将棋ソフトも石田五段側を大きく評価。
先手形勢:Apery941(石田優勢) elmo1331(石田優勢)
ただ、そのわりには、藤井七段が自信満々に指しているように見えたので、藤井七段と将棋ソフト、どっちが正しいんだ? と思ったものでしたね。
実際、ここで△7七飛成という手が飛び出し、以下、藤井七段が間髪入れずに先手玉を寄せ切りました。
なお、最優秀棋士賞は、タイトル2つを獲得した豊島将之二冠が受賞。
豊島二冠は、4月10日にスタートする第77期名人戦の挑戦者にもなりました(第77期名人戦七番勝負日程・将棋ニュースブログ)。
将棋大賞が発表になりました。最優秀棋士賞は豊島将之王位。藤井聡太七段は、最高勝率賞に加えて、竜王戦5組決勝で見せた△7七同飛成で升田幸三賞にも選ばれました。
名局賞は名人戦第1局(佐藤天彦名人・羽生善治九段戦)。— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) 2019年4月1日
いっしょに読まれています
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません