※本サイトにはプロモーションが含まれています

第1回アベマTVトーナメント決勝・藤井vs佐々木勇気ダイジェスト

2020年1月8日

2018年9月9日放送のアベマTVトーナメント決勝戦三番勝負・藤井聡太七段 vs 佐々木勇気六段の形勢判断ダイジェストです。

結果はご存知の通り、藤井七段が2-1(●〇〇)で勝ち、初代王者となりました。

1局目形勢判断ダイジェスト

角換わりに

三番勝負1局目は勇気六段の先手でスタート。

10手目に藤井七段が角交換をし、角換わりの将棋に。

先手形勢:Apery54(互角) elmo55(互角)

勢いを重視?

先手形勢:Apery0(互角) elmo-160(藤井指しやすい)

超早指し棋戦では勢いが大事?

藤井七段、後手番ながら、果敢にチャレンジ。

以下、▲同歩 △同銀と進行。

見たい手順を見せてくれた

見物人が「こう指したらどうなるんだろう?」という手を、両対局者が指してくれた感があるこの1局目。

先手形勢:Apery0(互角) elmo0(互角)

ここから△5四銀に▲5五銀。

勇気六段が、結構アマチュアみたいな手(?)を指してくれたのは嬉しい限り。

先手形勢:Apery-87(互角) elmo52(互角)

藤井七段ピンチ?

先手形勢:Apery260(佐々木指しやすい) elmo252(佐々木指しやすい)

この手が実現し、藤井七段、困ったんじゃ? と思いきや…

先手形勢:Apery256(佐々木指しやすい) elmo162(佐々木指しやすい)

○※藤井七段とelmoが一致。

△5一玉!

結構驚きの一手だけど、藤井七段とelmoくんが一致。

先手形勢:Apery-173(藤井指しやすい) elmo-82(互角)

こうなってみると、藤井七段の受けが成功したといえそう。

藤井七段、勝利目前?

先手形勢:Apery-1130(藤井優勢) elmo-1160(藤井優勢)

その後も快調に飛ばす藤井七段。

佐々木勇気六段も困ったか?

…ところが…

意表の勝負手

先手形勢:Apery-870(藤井優勢) elmo-828(藤井優勢)

ここで歩の頭に桂を打つ▲6四桂!

ここから逆転のドラマが…

先手形勢:Apery-1207(藤井優勢) elmo-1312(藤井優勢)

先手形勢:Apery-1740(藤井勝勢) elmo-948(藤井優勢)

将棋ソフトスコア上はまだまだ藤井勝ちも、超早指し戦での実戦心理としては互角か?

ついに逆転

先手形勢:Apery-1377(藤井優勢) elmo-308(藤井有利)

Aperyの読み:△6八歩打▲同金(67)△3四桂打▲6二飛成(64)△4一玉

elmoの読み:△6八歩打▲同角(46)

△6八歩が正着のようで、▲同角なら、△7八銀~△7九金~△4六角で飛車を抜いて、長期戦に。

△6八歩に▲同金なら、△3四桂と「敵の打ちたいところに打て」で、後手勝ちの流れだったようだ。

本譜は…

※aprey「悪手」判定。

※elmo「悪手」判定。

藤井七段、無念の逆転負け

まで97手で佐々木六段の勝ち。

投了図以下は、△4一玉 ▲6一龍 △5一金 ▲5二金・・・

以下、▲3四桂~▲1三金(6八の角の利き)の筋で詰み。

藤井0-1佐々木

まずは佐々木勇気六段が先勝。

1局目棋譜・一手ずつ形勢判断>>

<<1局目ダイジェストをもう一度

2局目形勢判断ダイジェスト

突っ張り合い

後がない藤井七段と、ここで勝てば優勝が決まる勇気六段。

15手目、藤井七段の歩が力強く踏み出す。

先手形勢:Apery132(互角) elmo230(藤井指しやすい)

この後、△1三角~△3五角で簡単にこの歩は犠牲になったが…

歩得 vs 手得

先手形勢:Apery74(互角) elmo94(互角)

後手の角は歩を一枚食べて、定位置に戻る。

その間、先手は右銀が前線に進出。

新感覚

先手形勢:Apery312(藤井有利) elmo275(藤井指しやすい)

△4四歩とされ、▲3七の桂の進路が塞がれたが…

先手形勢:Apery364(藤井有利) elmo265(藤井指しやすい)

ここで▲2五桂という「歩頭の桂」が飛び出し、藤井七段がリードを広げる。

藤井七段、引き離す

先手形勢:Apery1067(藤井優勢) elmo1133(藤井優勢)

緩急をつけた攻めが効果的で、藤井七段が優勢に。

藤井七段、完勝

まで69手で藤井七段の勝ち。

先手形勢:Apery2735(藤井勝勢) elmo2985(藤井勝勢)

藤井1-1佐々木

藤井七段が勝ち、決着は最終局に…

2局目棋譜・一手ずつ形勢判断>>

<<1局目ダイジェストからもう一度

<<2局目ダイジェストをもう一度

3局目形勢判断ダイジェスト

藤井七段、後手番でした

第3局になだれ込んだため、再び振り駒。

ここでもお決まりの後手番となりました…(藤井七段、公式戦の先手番:後手番対局数

相雁木

先手形勢:Apery17(互角) elmo171(佐々木指しやすい)

本局は、10手目に藤井七段が△4四歩と止めたため、角換わりにはならず、双方雁木の構えに。

攻めの藤井

先手形勢:Apery40(互角) elmo0(互角)

ここから△8六歩 ▲同歩 △8五歩(本譜)が攻撃陣に勢いを与える攻め方だった。

先手形勢:Apery117(互角) elmo-63(互角)

先手形勢:Apery-246(藤井指しやすい) elmo-301(藤井有利)

藤井七段、優勢に

先手形勢:Apery-577(藤井優勢) elmo-732(藤井優勢)

波状攻撃を仕掛ける藤井七段。

超早指し棋戦では、勢いがプラスアルファに作用するのか?

藤井七段に疑問手

ここまで快調に飛ばしていた藤井七段だったが…

先手形勢:Apery-311(藤井有利) elmo-75(互角)

Aperyの読み:△9一飛(81)▲8八銀打△3七金打▲8七香打△4二角(86

elmoの読み:△9一飛(81)▲8八銀打

※aprey「悪手」判定。

※elmo「疑問手」判定。

勇気六段、盛り返す

先手形勢:Apery254(佐々木指しやすい) elmo202(佐々木指しやすい)

先手を取りながら自陣を固めた佐々木六段。

辛抱が功を奏したか?

ハイライト

藤井七段が△7七歩と手裏剣を放つ。

先手形勢:Apery364(佐々木有利) elmo506(佐々木優勢)

Aperyの読み:▲8八玉(78)△3七金打▲8六歩打△4七金(37)▲同金(

elmoの読み:▲8八玉(78)△3七金打

佐々木六段、痛恨のミス

直感で指さなければならないこの棋戦。選択肢の多い受けの局面で正解を指し続けることは難しいのか…

※aprey「悪手」判定。

※elmo「悪手」判定。

藤井七段、ゴリゴリ攻め

先手形勢:Apery-1550(藤井勝勢) elmo-1591(藤井勝勢)

こうなると、アマチュアみたいな攻めが功を奏するようで…

藤井七段、勝つ

まで122手で藤井七段の勝ち。

先手形勢:Apery-2947(藤井勝勢) elmo-3241(藤井必勝)

△7六桂があるので、先手陣は受けがない。

藤井2-1佐々木

藤井 ●〇〇
勇気 〇●●

藤井七段が、初代王者に。

( ̄∇ ̄ノノ"パチパチパチ!!

3局目棋譜・一手ずつ形勢判断>>

<<1局目ダイジェストからもう一度

<<2局目ダイジェストからもう一度

<<3局目ダイジェストをもう一度

第1回abemaTVトーナメント・決勝トーナメント表


スポンサードリンク

いっしょに読まれています