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2018/12/12藤井聡太vs佐藤慎一[ダイジェスト]AI形勢判断

2020年1月8日

2018年12月12日 第27期銀河戦本戦 Eブロック5回戦・藤井聡太七段 vs 佐藤慎一五段の将棋の形勢判断ダイジェストです。

※藤井七段、通算99勝目の対局です※

投了図

まで102手で藤井七段の勝ち。

先手形勢:dolphin-3056(藤井必勝) ぽんぽこ-2746(藤井勝勢)

振り駒の結果…

2/5(火)になって判明した12/12(水)の藤井vs佐藤慎戦の振り駒結果。

やはり、後手番でありやした…

これで、2018年度の振り駒成績は、8勝25敗。0.242(2019年2月8日時点の集計)。

藤井七段の振り駒先手番率

相掛かり系

先手形勢:dolphin-6(互角) ぽんぽこ5(互角)

角換わりではなく、相掛かり系の将棋に。

人間vsソフト

何でもないような手に対し、将棋ソフトが「疑問手」評価。

先手形勢:dolphin-107(互角) ぽんぽこ-43(互角)

※dolphin「疑問手」判定。

dolphin評価値グラフ

ぽんぽこ評価値グラフ

dolphinの読み:▲2四歩打△同歩(23)▲同飛(26)△4二銀(31)▲3四

ぽんぽこの読み:▲2四歩打

ここで▲2四歩が両将棋ソフトの共通認識だった。

本譜は▲3六歩。

先手形勢:dolphin157(佐藤指しやすい) ぽんぽこ147(互角)

先手形勢:dolphin-33(互角) ぽんぽこ-60(互角)

一瞬上がった先手の評価値がすぐさま元に戻る。

後手、雁木から動く

後手番の藤井七段は雁木の構えから右銀を7四~8五に繰り出す。

先手形勢:dolphin-25(互角) ぽんぽこ-16(互角)

○※藤井七段とdolphinが一致。

○※藤井七段とぽんぽこが一致。

先手形勢:dolphin-103(互角) ぽんぽこ14(互角)

○※藤井七段とdolphinが一致。

○※藤井七段とぽんぽこが一致。

佐藤五段がポイントを稼ぐ

先手形勢:dolphin53(互角) ぽんぽこ214(佐藤指しやすい)

○※佐藤五段とdolphinが一致。

○※佐藤五段とぽんぽこが一致。

dolphin評価値グラフ

ぽんぽこ評価値グラフ

このあたりは、佐藤五段が順調な試合運びか。

藤井七段、チャンスを逃す?

先手形勢:dolphin11(互角) ぽんぽこ246(佐藤指しやすい)

dolphinの読み:△5四桂打

ぽんぽこの読み:△5四桂打

この局面、将棋ソフトが揃って△5四桂を挙げる。

次に△4五歩の狙いか?

言われてみればナルホド…となりそうだけど…

本譜は△5四桂ではなくて△6一飛。

先手形勢:dolphin-227(藤井指しやすい) ぽんぽこ93(互角)

※dolphin「疑問手」判定。

dolphin評価値グラフ

ぽんぽこ評価値グラフ

勝負の分かれ目?

佐藤五段の手番。

先手形勢:dolphin-168(藤井指しやすい) ぽんぽこ-290(藤井指しやすい)

dolphinの読み:▲2二角成(77)△同金(32)▲7七角打△6六歩打▲6四桂

ぽんぽこの読み:▲2二角成(77)△同金(32)▲7七角打△6六歩打▲6四桂

両将棋ソフトとも▲2二角成。

先手形勢:dolphin-8(互角) ぽんぽこ165(佐藤指しやすい)

※dolphin「悪手」判定。

※ぽんぽこ「疑問手」判定。


先手形勢:dolphin-518(藤井優勢) ぽんぽこ-162(藤井指しやすい)

dolphin評価値グラフ

ぽんぽこ評価値グラフ

ここから「藤井勝ち」の流れになったよう。

一気に寄せ形に

「藤井優勢」で迎えた87手目の局面。

先手形勢:dolphin-918(藤井優勢) ぽんぽこ-652(藤井優勢)

dolphinの読み:△5五桂打▲4七歩打△6七歩成(66)▲同金(78)△同桂成

ぽんぽこの読み:△5五桂打

将棋ソフトは△5五桂だったが、おそらくそれを上回る次の一手が…

先手形勢:dolphin-1494(藤井優勢) ぽんぽこ-1102(藤井優勢)

先手形勢:dolphin-1048(藤井優勢) ぽんぽこ-958(藤井優勢)

先手形勢:dolphin-1468(藤井優勢) ぽんぽこ-1170(藤井優勢)

投了図

まで102手で藤井七段の勝ち。

先手形勢:dolphin-3056(藤井必勝) ぽんぽこ-2746(藤井勝勢)

これで通算99勝目。同日、100勝目を達成したのは周知のとおり。

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