※本サイトにはプロモーションが含まれています

2017年9月20日藤井四段vs小林健二九段 速報

2020年1月8日

2017年9月20日(水)の藤井聡太四段vs小林健二九段・第66期王座戦一次予選の結果速報です。

夕食休憩前に終了

これが投了図。

△4二角と打てばまだまだ・・・とも思われたところで小林九段があっさり投了。

1)△4二角に対しては▲4三馬と寄って、▲2三歩や▲3二金の狙いがある。

2)先手陣は▲6九歩と打てる形なので、飛車には怖くない。

ということなのかもしれませんが・・・

ただ、△9六歩と端から迫る手も見えるだけに、見物人としては、「もっと見たかった」というところでしょうか。

ちなみに、将棋ソフトの形勢判断。elmoは612、ボナンザ6は264。通常なら投了するスコアではありませんでした(参照:棋譜・エルモ、ボナンザ1手ずつ解析>>)。

本局の序盤

藤井四段の先手で、小林九段が4手目に角道を止めない四間飛車を採用。

そして、6手目に後手から角を交換する角交換型四間飛車の将棋に。

その後、先手の藤井四段は玉頭位取りの形を築く。

小林九段から動く

40手目、小林九段が持ち駒の角を1三に打ち、開戦が避けられない状況に。

藤井聡太らしい手?

いきなり、裏を突く

まだ戦いが始まったばかり・・・なのに、藤井四段は▲9五歩と、いきなり後手陣の裏を突く。

ちょっと早すぎじゃね? やりすぎなんじゃ? という印象も否めないけれど、これが藤井流ということか。

飛車切り

そして、得意の(?)飛車切りが飛び出す。

それで得た角をすぐさま敵陣に打つ・・・

なるほど、後手の駒の配置から、桂、香、銀と順番に当たるようになっている。

踏み込み

ここから▲6一馬 △3一飛 ▲4三馬 △3三銀 ▲5三馬

ここで小林九段が投了しました。

藤井四段の次の相手

王座戦の藤井四段の次の相手は、西川和宏七段と平藤眞吾七段の勝者。

現在65期王座戦は、羽生王座と中村太地六段が戦っていますね。

藤井四段がこのままずっと勝ち進んで行った場合、来年の今頃は、羽生王座か中村王座のどちらかに挑戦することになるわけですね・・・^^

スポンサードリンク

いっしょに読まれています